あらすじ
婚約破棄をきっかけに冒険者となった転生者のシャーロット(シャロン)は、教皇ティティアを助けるため、闇の女神ルルイエを迎えようとする大司教を追う。
しかしそこで、思いがけずルルイエと戦闘になり、命からがら逃げだすことに成功する。
体制を整えるため、シャロンは〈アークビショップ〉に転職し、教皇ティティアとリロイにかけられた呪いを解呪する。
二人の呪いが解かれるとともに、聖都ツィレは聖なる力に包まれ、天使が現れた。
シャロンは天使から女神フローディアの元へ行き、〈聖女〉になるよう告げられるのだったが……!?
謎に包まれた聖女の役目が明かされる!? ますます目が離せない元悪役令嬢の自由な冒険者ライフ、第四幕!
感情タグBEST3
おぉ、
天使を討ち、女神を討伐して、聖女爆誕!
…(・_・;)?ですよね、此処だけ読むと(笑)
神に仕えるのでは無く、自ら神に至る。
…御本人は『んな事どーでも良いよ』でしょうが。
まさかのラスボス
怒涛の展開。作中で、登場人物たちはレベル上げに追いまくられていますが、読んでいる方もあまりの怒涛の展開に呆気に取られています。しかもあのラスボスはなかなか予想のつかない展開だと思います。なんか一応、一段落したみたいですが、まだ続くんでしょうか。それとも、今後は読者の想像の世界に任せるという感じなのでしょうか。シャーロットとしては、「みなさまご機嫌よう」という感じかな。
聖女への転職完了して、馬鹿な王子と婚約者も自国へ送還されひとまず話は落ち着いた。
しかし、聖女のクエストすさまじい。女神倒して代行者とかユニーク職で上位の転職ないみたいだけど、
このまま行ったら女神の代行者になるんだな。
闇の女神が幼女化して一緒に行動するようになったし今後がどうなっていくのか気になる。
やはり、ゲーム。
三巻で感じた通り、やはり展開ペースが速過ぎ。
そして、ゲーム的過ぎた。
一番の山場なはずの聖女転職クエストとクーデター阻止がほぼ同時進行するし、転職クエストは、まぁ自分のペースで進行するからと思えばまだ良いが、クーデターは現実感が希薄過ぎた。いや、転職の方も決して濃い内容では無いんだが。。
敵の本拠に殴り込みをかけて、敵が強すぎた為撤退。しかし敵側からの追撃、一切無し!
まさに、RPGでボスに突撃したけれど強かったから一旦逃げてフィールドでLv上げして再挑戦!といった現実感の無さ。with突撃した聖騎士の皆さんとかどうなったよ。。
更に、敵が神を使役出来た理由も明かされず投げっぱなし。まぁこれは後々出るのかもしれないが。
また、聖女へ転職の場面では当て馬出す必要ありましたか?特にざまぁにもなっていないし、展開的に必要な訳でもなく、態々描写した意義が皆無でした。
場面描写にしても、変わらず展開が早過ぎる為に、各場面場面に何の感慨も感じる事無く淡々と読み進む事に。戦闘も没入感が感じられない為、ボス戦だろうがLv上げの殲滅戦だろうが変わらず。
今回で最大の山場も迎えてしまい、状況も一段落。後半には各キャラの後日譚も描写され、続刊が出るのかこれで完結なのかは不明ですが、もし続くなら、二巻までの様に現実感を感じられるペース、描写を願いたいところ。
まぁ今巻までで読了な感も多々ですが。