あらすじ
戦時中、生活のために動物を「家畜」として飼っていた父は、自称”動物嫌い”。犬を飼うことを反対され、ヒキコモリの自分には無理と諦めていた。
でも、親戚の犬・シロじいを預かったのがきっかけで、犬を飼う少しの自信と大きな勇気が持てた。動物と「家族」になるって、決して当たり前のことじゃない。一緒に歩いて同じ場所に帰れる、本当に特別な存在。
もし自分が、そんな愛犬を残して死ぬとわかったら何をするだろうか―? 予想外の展開をみせた、ゴールデン・レトリバー3きょうだいとの事件のエピソードも収録しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ドベとノラのシリーズ4巻目。
犬と暮らすと決めた時、ペットではなく家族になりたいと思った作者。
愛情たっぷりなのがよくわかる一冊。
自称だが、動物嫌いと言う父もとても面白い。
ヒキコモリのモフ郎さんが、ドべとノラに出会うまで、遠い親戚の犬を預かることから始まる。
大雑把に思える親戚のテキトーさ加減にビックリするものの、それなりに育ってるという逞しさに驚く。
いつの間にか、犬嫌いの父が犬大好きになっているのも微笑ましい。
ゴールデン・レトリバー事件には驚くが、モフ郎さんの対処が完璧ではないかと…。
飼い主が幸せで犬は不幸なのは見た事あるけど、飼い主が不幸で犬は幸せなのは見た事がない。
犬って驚くほど人間の「負」の感情を吸うから犬の幸せは、飼い主の幸せの上でしか成り立たない。
だから犬の飼い主は幸せじゃないとダメなんだよ。
というモフ郎さんの言葉に納得できる。