あらすじ
散らかりやすい家に共通する「建築上の仕組み」にメスをいれた、解剖図鑑シリーズ第2弾。
いつも整理の行き届いている家には、あらかじめ「片づけやすい仕掛け」が施されているのです!
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Posted by ブクログ
■私にとってはリノベーションするときに、例として参考にしたい本。
■すべてのモノには場所がいる。
■ヒトの動きを追いかける視点を持つ。キッチンでは導線が特に大事…!
■大きい窓は、頼りない。迷ったら壁にしておこう。
■衣装ケースやタンスは、本当にいる???命取りになるぞ!
Posted by ブクログ
片付け方の本かと思っていたら、そうじゃなくて、建築士の人が書いた片付けやすい間取りについての本だった。
どちらかというと、これから家を建てる人や家を探す人向けの本。
私はこれから建てたり引っ越したりするわけでもないので間取りは現状からどうしようもないんだけど、イラストも多くてわかりやすくて面白かったし、こういう本をあまり読んだことがなかったので読んでみた。
ルイス・カーンが手がけた名作住宅の一つ「フィッシャー邸」に著者が訪ねて行って、実物を見せてもらったら、フィッシャー邸は生活に必要な家事機能や収納機能の大部分を地下に集約していて、地上階をいつ写真を撮られてもいいような〝よそ行き〟の生活空間にできていたことがわかり、そして著者が20代の頃の雑誌では、どれを見返してもフィッシャー邸の地下室は存在しないことになってる、というエピソードが面白かった。