あらすじ
両親の遺産を叔父に奪われた伊織は飯屋「ふく」で働くが、面変わりした叔父が隠し財産があるはずだと押しかけてきた。危ないところを常連客の軍人・雫石に助けられるが、以来、叔父の残した借金の取り立て人に狙われるように。雫石は「心配させて下さい」と一緒に暮らすよう提案し、伊織は雫石が一人で暮らす屋敷に居候する。そんな中、自身の出生に関わるトラブルが起こり、伊織は蓋をしていた孤独感に押し潰されそうになるが、「頑張りましたね」と言う雫石の言葉に涙が溢れ…？
【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろし！ 後日談にあたるショートストーリーを電子版だけに特別収録！
感情タグBEST3
足りない
ハッピーをもっと！まだまだ二人のこれからが読みたい。あいだあいだの挿絵が馴染めませんでしたが最後のギャラリーを連続で見ると何故かストンと馴染めました。遅っ。続編希望します！
絶望のどん底にいた伊織が飯屋の夫婦に出会い、将来の伴侶になる人に出会い、伊織を守るためにみんなが協力してくれる優しいお話でした。伊織にとっては波瀾万丈な日々でしたけど。
周りがいい人だから救われる
作家さん買い
この作家さんの話は主人公がなかなかに不憫だけど、周りがいい人ばかりだから安心して読める！
受けも攻めも自分が救われたから同じものを返したいという健気で一途な気持ちが強くて、なんかいろいろピンチ的な所もあるけど、ドキドキハラハラよりもウンウンそうだね〜と温かい気持ちで見ちゃう
お気に入りの作品です❗️
良かった
じっくり恋を育てていくようなお話でした。
登場キャラも脇役までもが際立っていて、
設定がしっかりしていたので
世界観に入りこめます。
抱えている悲しみなどがリンクし、
でもそれぞれが前を向こうとする姿勢が
感じ取られ、ほろっとくるシーンが多く、
一小説としても楽しめます。
星五個じゃ足りない
久しぶりに貫井先生の作品読みました。
一番好きになりましたね。
叔父のような人でなしから、逃げて幸せに暮らしているのに次々と難がやって来る
けれど、そのたびに大尉が助けてくれて、そばにいる人達が助けてくれてよかったです。
何度辛いことがあっても、二人でいれば
幸せな気持ちになるストーリー展開が、素敵です。
