【感想・ネタバレ】その花の名を知らず 左近の桜のレビュー

あらすじ

武蔵野の隠れ宿を実家に持つ桜蔵(さくら)は、霊園行きのバスの中で奇妙な出来事に遭遇する。祖父の遺品に導かれるように、消えた茶碗の行方とみずからのルーツを追って異界めぐりの旅がはじまる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読んだ!!けど、多分半分も内容理解してないな、これ。
多分主人公が蛇の男達が待ちわびている「女」で、それこそ何代も生まれ変わってるってことなのか……?? 蛇であり子供を産むって話になると、長野まゆみさんの別作品を思い出すんだけど関係あるのかな?
今回長編だったので、今まで短編だったからかろうじて理解できていた内容が複雑化した印象。でも面白かった。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

桜蔵のルーツを辿る話でした。
既刊で外堀は埋め終わっているはずなので、あとは謎解きよろしく柾との関係を順序立てて紐解くだけかと思っていましたが、とんでもない。
恐ろしく入り組み、蔓のように複雑に絡み合った家系図を追わねばなりませんでした。私は読み始めて早々に系譜を頭に描くことを放棄したので、終盤の盛り上がりを充分に体感できたかと問われると俯くしかないのですが・・・。
しかし、真相に迫ったかと思えば煙に巻かれるような感覚は、あ〜長野さんの本を読んでいるな〜と実感しました。
というか、この因果を背負ってなお無頓着と無防備な桜蔵は自業自得なので、もう業を受け容れたほうが本人的にも楽ではないかと思ってしまいます。笑

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2022年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ4作目。桜蔵のルーツを追っていく話。登場人物が多いしさらに偽名が多いし、で途中から覚える気が失せ、斜め読みをしてしまった。だんだん難しくなる。2作目までの、桜蔵がトラブルに巻き込まれてすぐ服を剥かれる定型の流れに飽き飽きしていたとはいえこの古典の感じに全振りしなくても…と思った。でも著者は楽しんで書かれている様子で(それが長野テイストといえばきっとそう)、ついていけない人は離脱するしかないのだろうなとは感じる…。できれば最後まで読みたいので続編が出るたびにとりあえず読むとは思うけど…。

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2022年01月29日

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