大蛇に嫁ぐってどういうこと!?
いろんな妄想が駆け巡りますが、本当にそっくりそのままのお話です。
「山の主 大蛇様」は、ずっと長い間、山奥で一人(一匹?)っきりで暮らしていたため、
「ミヨ」が嫁いだ初日から、二人でいられることの幸せを感じ始めます。
一方のミヨはというと、1か月以上食事をしなくなった大蛇を心配しながらも、
「このまま●んでくれたら・・・」と、ふと脳裏をよぎる自分自身が恥ずかしくなっていました。
それもそのはず、大蛇様はミヨのことをいつも気にかけ、とても優しく想ってくれるのです。非常に懐の深い大蛇様です。
大蛇ですから、食事はもちろんウサギやタヌキなどの小動物に始まり、もっと大きな動物を食すことも。
そんな人間の生活とは違いすぎて受け入れられない所がありつつも、大蛇様の優しさにミヨの心が少しづつほどけていく様子をどうぞご覧ください。
そして今後の大蛇様との生活は・・・
忘れかけていた日々の小さな幸せと、周りの人達のありがたさにあらためて気付かせてくれる一作です。
※爬虫類が苦手な方はご注意ください。
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イナちゃんも時太郎くんも大きくなったなあ
時太郎くんもしゃべるようになったんだな
山に家族で暮らしている間はいいけど、他の人とも暮らそうと思うと大変そう、特に時太郎くん
匿名
2人の子供が可愛い
前巻からさらに成長した2人の子供に焦点を当てた話が多いです。蛇と人間の子、姿が蛇でも人間と同じような感情や悩みがあるのが愛おしく感じました。
家族の食事風景の1ページが、普通の家族の食事風景と比べて「異質」なのに暖かく感じて好きです。
いろいろ話が展開
いろいろ話が展開されて、結構テンポよく進んだ。ちょっとヘビらしい気持ち悪いシーン(狩とか捕食シーン)があるけど。いろいろ生々しいシーンもあって、生きるって生臭いよな~と思う。時太郎に感情移入して泣けた。