【感想・ネタバレ】きみは謎解きのマシェリ ： 8のレビュー

糸なつみ

時は昭和初期。日本初の女性探偵・美津子と、その助手で吉田百貨店の御曹司である朔は、東京・銀座で忙しない日々を送っていた。
落とした財布を小さな少年に拾ってもらった美津子。そのまま朔とお昼を食べに蕎麦屋へ向かうと、向かいのお団子屋さんで無銭飲食が発生！ その犯人はなんとさっきの少年だったが、彼は「お金を払った」と言い張っていて…。
シングルマザー、生まれながらの貧困、――生きづらさを感じているすべての人へ贈る、昭和モダンミステリー！

[ブクログ · ★★★★☆]

相変わらず良かったぁ(T^T)
1話目から泣いた、泣いた。親子ものはね…。
2話目は一君が罪を償ったらとまたみんなと会って、いっぱい遊びたいね。
3話目はちゃんと仕事してましたね（笑）でも、本当にいい仕事するんですよ！何かを始めたり、やり直すのに年齢は関係ないといいますからね。
最後は途中になってしまい続きが気になりますが。朔の心情も気が気でないでしょうに（笑）頑張れ！
毎回のことながら、偽善感のない、いいセリフがたくさんありましたね。心に染み入る言葉がたくさんあって有難いですm(_ _)m

次巻が最後になってしまうそうで、寂しさいっぱいですが、最後も楽しみにしています。

[ブクログ · ★★★☆☆]

今回は日常の謎系な掌編からスタート。
このじんわり優しい感じが好き。

お次は学生時代の仲間と軽井沢に行った
朔の出会った事件。
彼が、みっちゃん達に出会ったように
彼もまた誰かと出会って
そのひとの人生に関わるのだなぁ。

三話目の物語も劇団オーナーと
謎の歌姫をむすびつける話。
「人生何が起きるかわからないね」

そして最後は、みっちゃんが
お見合いをしに地元へ帰っちゃう!?
追いかけろ、朔！