【感想・ネタバレ】菩薩の船 大江戸定年組のレビュー

あらすじ

隠居を機に江戸でよろず相談所を開いた元同心の藤村、大身旗本の夏木、商人の仁左衛門の幼なじみ3人組。豪商の妻たちから「主人が秘密の会合を持っている」と相談を受け、調査に乗り出してみると……。

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Posted by ブクログ

定年後の予習になりそうな本。年老いても、否年老いたからこそ、仲間が大切になるということか。老らくの恋を求めたくなる時間と心の寂しさ(別の人生があったのではないかとか、枯れ果ててしまうことへの抵抗とかそういった諸々の迷い)に振り回されることがあるが、振り回されると心身共に大変そうだ。まだ先の話だが、必ず訪れる老いというものをどの様に迎えるのか、そんなこともふと考えさせてくれる時代小説。

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2021年12月06日

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