あらすじ
後宮”純愛”ファンタジー、堂々完結。
天凱(てんがい)とともに人知れず
妖魔退治に尽力する美凰(みおう)だったが、
皇宮内では何も知らない高官達が
「見鬼(けんき)病の原因は美凰であり、
美凰を処刑することが解決策である」との
声を強め始めていた。
さらに二人は、「見鬼病を治療できる」と謳う
邪教・茲冥(げんめい)教の治療薬が、
飲んだ者の魂を抜き怨霊にする
妙薬であるという衝撃の事実を突き止める。
少しずつ見え始めた見鬼病の真相――
そんな中、生け捕りにした妖魔の血を用いた術で、
その頭目の正体に辿り着いた美凰。
妖魔の頭目を仕留めるため、
ついに最後の戦いへと出向く…!!
果たして、頭目の正体とは……!?
そして美凰の奇しき運命は……!?
感情タグBEST3
きれい
ちょっと危ない場面もありましたが、妖魔の頭目を取り押さえ、見鬼病は収束。
ただ、妖魔の頭目の正体は哀しく、大法師の正体がわかっも謎は深まるばかり。
それでも美鳳が天凱と一緒に桃の花を見ることができて救われた感じがします。
二人の行く末を思う
定期的に読み返すスルメイカのような作品です。
いつも一気に読み終えて主人公二人の行く末を思ってしまう。
叔母上を消滅させて、その功績で皇后になって封印を解いて人間らしく老いながら人生を全う出来てますように!
もしくは皇帝の最愛の女性としてひっそりと生き、叔母上を倒すまで皇帝の死後も長い時間を1人で生きていくのか?
そうすると皇帝の輪廻転生を願ってしまうお似合いのカップルでした。
終わり方…
え、これで最終話…?完結…?
新たな問題を出して続きがあるような雰囲気を出しながら、その伏線を何も回収することなく完結されて、スッキリせず残念な終わり方でした。
無理矢理完結させた感じが伝わってきます。
電子でなければすぐ売っただろうなぁ。
(この結末だとわかってればそもそも買わなかったのに…)