あらすじ
家政婦から、俳優の道へ!?
ミワさんはついに八海になりすましを告白!!
それを受けた八海は、なぜかミワさんが俳優志望と勘違いをして、
旧知の劇団ママンズ主宰・鴨志田を紹介する。鴨志田は偏屈な男だが、ミワにとっては八海につながる重要人物。流されるままに、崖っぷちの貧乏劇団で俳優見習いを始めたミワさん。一癖も二癖もある劇団員たちの中で、八海の弟子という大きな誤解を受けつつ、その隠れた才能を発揮してしまう。
家政婦から俳優へ、ミワさんのなりすましは新たなるステージに―――!!
根暗で人付き合いが苦手なミワさん。
唯一の取り柄である映画への愛ですら、あまりの熱量に周囲から気味悪がられ、ひとり慎ましく生きてきました。
そんなある日、自身が “神” と崇める激推し俳優が家政婦を募集していることを知った彼女は、衝動を抑えきれず推しの豪邸へ……。
人の道を外れて心の向くほうへ一歩踏み出した、冴えないアラサー女性の物語です。
周囲や推しにバレないように高スペックのスーパー家政婦になりすまして従事するミワさんの姿は、まさにドキドキハラハラの権化!
サスペンスとコメディがすばらしい塩梅で同居しており、青木U平先生の淡々とした絵と絶妙な間合いで読ませる魅力がそこかしこに光ります。
そして推しの俳優さんがまたイケオジで、圧倒的演技力と貫禄を持ちながらもチャーミングな一面もあるという完璧っぷり!これは惚れる。
推しを騙す罪悪感と、推しへの恋心。苦悩するミワさんの姿を見ていると、本当に迷惑でヤバい奴なのに、妙に応援したくなります。
ミワさんの行く先に待っているのは、報われた未来なのか?それとも人生終了のお知らせなのか!?彼女の人生のクライマックスは、今日も更新されていく!
感情タグBEST3
笑える
もう笑ってしまう。局面連続のミワさん、そして劇団員の桝井さん。いやーうまいです、話の展開。そして極付はこの巻の最後の八海さま。圧倒的存在感。