あらすじ
幼い娘の育児と仕事の両立に限界を覚えた由紀恵にとって、今日が勤務の最終日。夜勤の間は、夫の雅之が自宅で娘を見ている。だが、ラインのメッセージに返事はない。電話をかけても繋がらない。由紀恵は自分に執着していた不気味な患者の存在を思いだし、胸騒ぎを覚える。家族の絶望と狂気、そして再生を描いた戦慄のサスペンス。
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Posted by ブクログ
まさかの展開に痺れた
違和感が全然なかった、まさかの2重の監禁…
由紀恵のストーカーによる監禁のときも臨場感あふれる文書にドキドキして光が見えた…!
と思ったらまだ監禁は終わってなかったというか…そんな2重に敷き詰められてたなんて驚きすぎてドキドキして何回も続き気になるのに本を一度閉じて休む時間が必要でした笑
臨場感といえば監禁のシーンだけでなく、患者三田さんの死と直面するところも一層死を意識させられて、生と死について考えさせられた
Posted by ブクログ
袋を被されて、監禁され、犯人と戦って、命からがら温もりある我が家に帰ってきた…これからは、相手のことばかり責めたりしない、三人で生きていく…と思ったら、あんたもヤバイやつだったのか!!
考えることは同じで、待ち伏せして袋を被せて殺そうとしてた…。
由紀恵が元夫にしなかったことが未来を明るくした。
それをしていれば、どうなっていたか。
幸せはそばにあると、気がつきにくい。
遠くにあって願っても遅い。
鍵はちゃんと閉めよう。
Posted by ブクログ
タイトルが気になり、手に取った作品
監禁のシーンは、めちゃくちゃ怖かった。
でも、看護師の仕事シーンや子育てのシーンが多かった気もする。
監禁を企てたのは、主人公の由紀恵の元患者で
ストーカーをしていた。監禁されていたのは元夫の博信。
元夫の博信に現夫の雅之も監禁されていた。
しかも、元夫もストーカーっていう驚き
こんな展開ある?と大どんでん返しでした。
ネタバレなしでは感想が書けない作品。
Posted by ブクログ
タイトルと表紙のイラストだけで怖そうだなと思ったが一気に読めた。ストーカーがとにかく気持ち悪すぎる。病院での命と向き合う姿に健康に生きているだけで幸せなことだと改めて思わせてくれたが、狂人を相手にすることでも命の刹那さを知ることになろうとは。途中まですっかり騙された。
Posted by ブクログ
うーん。
読ませるテンポ感はよくてつい夢中になって読んでしまったけど、内容的にはハチャメチャドタバタって感じかな。(深夜のドロドロドラマでありそうな感じ)
どんでん返しと言えばどんでん返しだけど、前夫の伏線あった?
突然、前夫でした!ビックリしたでしょ感が否めない。
それに柿沼の人物像がよく分からないから、変な人が変なことやってるくらいにしか思えなくて(笑)
ただ看護の現場の描写は良かった。
特に師長さん!
そこにフォーカスした一冊にしたら、こんなに安っぽい話にならなかった気がするけど。
Posted by ブクログ
この本には2つの楽しみ方がある。
一つは驚愕サスペンスとして
もう一つは優秀な新婚夫婦マニュアル本として
どこにでもありそうな夫婦のすれ違いを
恐ろしく悍ましいサスペンスとして物語る。
小さな子供を育てる夫婦や新婚夫婦は
ぜひ見ていただきたい。
男性と女性の考え方は大きく異なり
お互いの一部を諦めて尊重し
お互いを理解し合うことことで
幸せな家庭は築いていけるのかもしれない。
Posted by ブクログ
よくある共働き夫婦の問題や、愚痴を聞かされて、うんざりしながらも
先が気になり一気に読んだ
夫と妻の言ってる事が食い違っているので
何かあるとは思ったけど
まさかストーカー2人いるんかい!
っていう、、、
面白くなるぞ!と期待させられ、ワクワク読み進め、ん?なんか違う、、って感じだった
Posted by ブクログ
とてもスラスラと読み進めることができました。
ひとつ面白いなと思ったのは感情移入できる人物が速いペースで変わることです。
序盤は妻と夫を交互に、中盤は夫に、終盤は妻にと感情移入が入れ替わる感じは読んでて面白かったです。
ただ、もう少しどんでん返しが欲しかったのと、サスペンスにしたいのか生死を問い掛けたいのかがイマイチ分からず、中途半端に終わった印象でした。
Posted by ブクログ
めっちゃどんでん返しってわけでもないし、手法としては簡単なミステリ?なんだけど、まじかー!と思って笑
でも最後綺麗にまとめすぎ?とも思った。
Posted by ブクログ
殺人者側の三角関係?とは、まさかの展開。
現夫を殺したくて監禁する元夫がストーカー患者に監禁されて....私はダークサイドの元夫が生還することを祈っていたのか〜〜やられた。
匿名
応援してしまった
雅行をそうとは知らずに応援してしまいました。
お前だったんかい!となり、応援したことを後悔です。
最後にもうひと展開あることを期待しましたが、ハッピーエンドで残念でした。