【感想・ネタバレ】柳生双龍剣のレビュー

あらすじ

熊野、伊勢、加賀――火花散る血染めの街道!
執拗に襲い掛かる異能の忍者集団――
“二頭の龍”が苛烈に叩き斬る!

緑深き熊野街道をゆく剣客・槇十四郎は、死に瀕した柳生の忍びに出会した! 追手である飛騨の“燕忍群”を撃退、忍びの最期を看取ったことで、十四郎の命が狙われ始める。
執拗な追撃は暗い陰謀の証か? 伯父の土井利勝へ報告しにいく途上、柳生七郎と遭い、柳生の隠れ屋敷が焼かれたと聞かされる。
共通の敵を持った二人は、異能の暗殺集団が待ち受ける金沢へ――

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Posted by ブクログ

面白かった。私はこの作者の嶽神伝シリーズが大好きで、それとかなり似た雰囲気を感じて嬉しかった。山田風太郎の伝奇小説の系譜とよく表現されるが、要するに日本のSF小説だと思う。現実にはあり得ない忍法に対して主人公がどう立ち向かうのか、本作ではあまり主人公がやられるとも思えず、安心して楽しめた。このような読書も良い。満足。

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2021年09月26日

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