あらすじ
高層ビルは新宿に密集する、北海道と本州は生息する動物が異なる、高尾山の植物種数はフィンランドより多い……身近に潜むこれらの謎を解くキーワード、それは「氷河」! 50カ国以上を調査で飛び回ってきた著者が、山を滑り落ち、砂漠を歩き抜き、森をさまよったからこそ見えてきた地球の不思議の数々。身の回りの疑問を出発点に自然のダイナミズムに触れる、あなたも街に、山に、川に、世界に出たくなる、地理学からの招待状。
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Posted by ブクログ
大変興味深い知識が満載である。しかしながら、なかなか一回読むだけでは頭に染み込ませるのはしんどい。前半の地形はかなり苦戦したが、後半の気候は比較的読みやすかったと思う。図や写真が多く、しかもコンパクトにまとまっていてお得感のある本である。
Posted by ブクログ
著者の経験や研究活動を交えながら地理を学べる良書。ただ、時々脈絡なく事実が述べられている箇所があり、前文との関係が?なところもある。いずれにしても、この著者の作品をもっと読みたいという気持ちになった。
Posted by ブクログ
地理学ってよく知らなかったけど、その成り立ちから都市開発、動植物、気候、災害など色んな事が分かる。その研究は面白そうだけど、過酷で地道でとても大変な事で、好きじゃなきゃとても出来ない事ばかりなのだと思う。