あらすじ
「地球がおしまいになるその瞬間、口に含んでいるものは、チョコレートがいいな、と思う」(本文より)というくらい、
宇垣さんにとって必要不可欠なものであるチョコレート。
学生時代や就職活動中の思い出、仕事や恋愛、大切な人との別れなど、
人生のさまざまなシーンとチョコレートの記憶をひもとき、愛を込めて綴っています。
グラビアのテーマももちろんチョコレート。ボンボンショコラやカラフルなエクレア、艶やかなザッハトルテなど、
チョコレートと宇垣さんの美しい撮りおろしカットが満載。
宇垣さんの前向きでパワフルなマインドと「チョコレート愛」がたっぷり詰まった、元気と癒しをもらえる1冊です。
宇垣美里コメント
これはチョコレートへのラブレターです。
ひとつひとつのチョコレートについて考えれば考えるほど、それぞれに紐づいた記憶が花開き、
いつの間にかその頃の私を救ってくれた大好物への恋文になってしまいました。
フォトエッセイは二冊目となりますが、今回はチョコレートというお題があった分、その瞬間に思っていたことというよりは、
これまでの道のりを振り返って見えたものについての本になったのではないかなと思います。
読むときはぜひ、あなたのお気に入りのチョコレートをお供に選んでいただければ幸いです。
感情タグBEST3
色とりどりのショコラと、それに伴うエピソードと美しい写真で、眼にもココロにも美味しい一冊でした。宇垣さんの文章は軽快で少し毒気もあって読んでて面白かったです。
宇垣さん自身の思い出が語られる話はもちろんご自身のことだろうけど、それ以外にもこれは宇垣さんの体験を交えた話なのかなと思うような宇垣さんでない何かと戦う女性の視点のような話もあり面白かったです。
全編しっかりとチョコレートというテーマで書かれていて、数話ごとにテーマになったチョコレートと宇垣さんのフォトが載っていて話していたのはこんなチョコレートなのかと目にも楽しかった。
エクレアとボンボンショコラの話はヒールを鳴らして戦う宇垣さんの姿が想像出来たし、ショコラマカロンの話は先輩の優しさにウルッときました。