あらすじ
赤毛でそばかすで地味めなジョン。唯一の自慢は学園の人気者の双子・ジキルとハイドの親友であること。双子はいつも互いのフリをして遊んでいたが、突然双子の片割れが亡くなってしまう。残されたのは…どっち!?
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Posted by ブクログ
思い出しても泣くくらい泣いた。
ただの好きよりも複雑な好きも、双子が一人残るってのも。めっちゃ切ない。
ギムナジウムも好きだし、絵柄も好き。
線が黒じゃなくて茶色っぽいのが慣れるまで少し見辛かったです。電子版でも同じかな?
Posted by ブクログ
双子だからこそ分かり合えて,傷つけあった事を知り,切なくなりました。最大の理解者であるか,劣等感を生み出すだけの存在になるか,それは決して双子に限ったことではなく,他人と関わる上での最初の一歩を踏み出した時から,人々につきまとう選択肢になっていると思いました。
匿名
涙が止まらない
切なくて優しいお話しでした。
それぞれの視点からお話しが進んでいくにつれて真相がわかっていって最後は寂しくなりました。
優しくてあたたかいけど、どこかに大切なものを置いてきてしまったような喪失感がありました。
優しい気持ちになりたい時におすすです。
ホロホロと泣く。
後半はずっと泣いていました。かなり良い年齢になって心揺さぶられて泣くこともなくなった私ですが、切なさに泣くなんて、ジョンが共犯者でいてくれて良かった。
読んで良かった。宝石の様な作品です。
Posted by ブクログ
最初から最後まで展開を少しも予想できなかったので、先の展開にわくわくしながら、しかし物語全体に漂う切なさに胸をきゅっと締めつけられながら読んでいました。今にも綻びそうなくらい繊細な物語の雰囲気にすっかり魅了されました。茶色ぽい印刷が、より切なさを引き立たせているように思います。
絵も綺麗だし、本当に細かいところまで描き込まれているから、みんなの表情や背景など、隅までじっくりと見てしまいました。
1巻じゃ足りない。もっともっと深いところまで読んでみたかったです。
胸を打たれる素敵なお話
絵柄がとても綺麗だったことと、双子を題材にしたお話が好きなので購入しました。
切ない中にも心がどこか温かくなるような胸を打たれるお話で、たくさんの人におすすめしたいです。
入れ替わりごっこ
絵がすごく綺麗で惹かれました。ブラウン調なのも雰囲気が出ていていい。
試し読みの時点では、入れ替わりをしているうちに自分でも本当はどっちだかわからなくなってしまったのではと心配してたけど、ちゃんと自覚していた。
外向けに演技している人は世の中に数えきれないくらいいる。
それも自分の一部だと認めてる人もいるし、別物だと割り切ってる人もいる。人間の本質とはなんだろう…?
双子だからこそわからなくなってしまいそう。
病気がちだったのは本当にジキル?成長して丈夫になったの?
(読解力がなくてそこだけ引っかかってます(^^;))
たまたまジキルの時に事故に遭ったから周りが早合点して亡くなったのはジキルだと思い込まれたのか…そっくり過ぎる双子だと、一人で亡くなると片割れが申告しなければわからないんだろうな。結局自分を殺して誰からも愛されるハイドの人生を生きることになったジキルが切ない。
ジキルもハイドも好きでいてくれて、細かいところをちゃんと見分けてくれる親友ジョンが双子の側にいてくれてよかった。
Posted by ブクログ
表紙とあらすじが気になりすぎて購入。
メリバかと思っていたので期待していた内容と違った。
ストーリーは切ないし良いとは思うが、なんとなく惜しい印象で個人的には決め手に欠ける。
匿名
ジュブナイルでした
あらすじや世界観が好きそうなので購入しましたが。いまいちハマれませんでした。一巻で綺麗にコンパクトにまとまってるので話は読みやすく、絵も可愛い。一方漫画のレイアウトは情報が多く、読みづらかったです。双子のミステリアスさや「双子+第三者ジョン」というキャラの設定は魅力があり、終わり方も良いんだけど。単純に趣味の問題かもしれません。名前がジキルとハイドとあまりに有名な二面性を彷彿とさせるのでサスペンスかなと思ったら、青春ジュブナイルという感じ。このふわっとキラキラした世界観のムードが好きならきっと好きだと思います。