あらすじ
稲生タダシは小学5年生。両親の別居で、東京からママのふるさとの鳥取に引っ越してきた。
夏休みが近づいたある日、近所の神社で開かれた「麒麟獅子」の祭りで、タダシは子供たちの憧れの英雄「麒麟送子」に選ばれてしまった!
その日を境に、タダシは妖怪を見ることができるようになる。そして、妖怪たちを苦しめる魔人・加藤保憲と戦うことに――!
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Posted by ブクログ
7、8年前、家族で鳥取境港の水木しげるロードに行ったとき、この映画と文庫本の存在を知りました。
息子らはDVD、私は文庫本という形で妖怪にはまり、息子らと共に話題が共有できたことに感謝をしております。
当初、大戦争と称しているから、在来の妖怪同士が敵味方に分かれて各々の得意技で戦いをするのかと思ってました。
実際の物語は、やや気の弱い少年が在来妖怪と共に、粗大ゴミが変化した怪物どもと戦いながら成長していくという内容でした。
映画は時間制限があるせいかドタバタ感と豪華キャストのオシラケ感がありましたが、子供の年齢目線で見れば結構おもしろいと思いますよ。
小説はこういうことがないので、少年の成長と仲間への思いやり、そして現代社会への風刺も適度に描かれ、よかったと思います。
Posted by ブクログ
妖怪が楽しい。荒俣宏が水木しげるのファンだというのが分かる。
様々な妖怪が出てくる。妖怪は怖いものではなく、何も危害を加えない、争い事ができないお祭り好きらしい。オカシイ妖怪が沢山でてきて今更ながら映画を見たくなった。