【感想・ネタバレ】妖怪大戦争のレビュー

あらすじ

稲生タダシは小学5年生。両親の別居で、東京からママのふるさとの鳥取に引っ越してきた。
夏休みが近づいたある日、近所の神社で開かれた「麒麟獅子」の祭りで、タダシは子供たちの憧れの英雄「麒麟送子」に選ばれてしまった!
その日を境に、タダシは妖怪を見ることができるようになる。そして、妖怪たちを苦しめる魔人・加藤保憲と戦うことに――!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 7、8年前、家族で鳥取境港の水木しげるロードに行ったとき、この映画と文庫本の存在を知りました。
 息子らはDVD、私は文庫本という形で妖怪にはまり、息子らと共に話題が共有できたことに感謝をしております。

 当初、大戦争と称しているから、在来の妖怪同士が敵味方に分かれて各々の得意技で戦いをするのかと思ってました。
実際の物語は、やや気の弱い少年が在来妖怪と共に、粗大ゴミが変化した怪物どもと戦いながら成長していくという内容でした。

 映画は時間制限があるせいかドタバタ感と豪華キャストのオシラケ感がありましたが、子供の年齢目線で見れば結構おもしろいと思いますよ。
 小説はこういうことがないので、少年の成長と仲間への思いやり、そして現代社会への風刺も適度に描かれ、よかったと思います。

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2012年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妖怪が楽しい。荒俣宏が水木しげるのファンだというのが分かる。

様々な妖怪が出てくる。妖怪は怖いものではなく、何も危害を加えない、争い事ができないお祭り好きらしい。オカシイ妖怪が沢山でてきて今更ながら映画を見たくなった。

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2012年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2005年、公開当時に映画は観賞済みだが、小説版の存在を今更知ったので読むことに。
荒俣先生の作品を読むのは初めてだったが、内容が子供向けなのに反して使用されてる語彙は難しいめの印象。
映画で説明されなかった箇所が補完できたのは良かったが、映画と差異のある小説版のみでの要素は好きになれない部分も多かった。
タダシの両親と白い嘘、戦争でひたすら機怪に潰されまくる妖怪の描写にはモヤモヤが残った。
ただ妖怪ファンとしては色々な妖怪達が登場するのは胸躍るし、加藤が登場する荒俣先生先生の代表作「帝都物語」を読んでみたくなった。

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2021年08月26日

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