【感想・ネタバレ】日本古典と感染症のレビュー

あらすじ

万葉集から、方丈記、江戸の役者絵、正岡子規まで。古典籍をひもとけば、古の人々がどう病と向き合い、苦しい状況の中で希望を見出していったのかがわかる。歴史を学び、現代の糧とする文庫書き下ろし!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

万葉から近代まで凡そ1300年間の文学書から感染症について15人の学者さんが考察している論集。全て書き下ろしとの事。
1番面白かった考察は「養生の基底にある思想 『延寿撮要』から『養生訓』へ」。「未病」と言う最近話題のワードが出てくる。『未病の時治療するを養生者といふべし』と。
論文的な文章をとても久しぶりに読んだので読み終わるのに時間がかかりました。
1300年の昔からの先人達の記録を読んでコロナ禍どう対処していくか考えるきっかけになるかなと思います。

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2021年06月12日

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