【感想・ネタバレ】1万人の部下をぐんぐん成長させたすごいノート術 部下ノートのレビュー

あらすじ

電子書籍版には、巻末の付録の部下ノートはついておりませんが、ノートや手帳に、本書に紹介されているフォーマットの要素を書くことで、本書のメソッドを試すことができます。

「リモートで部下の指導がうまくいかない」「若い部下の気持ちがわからない」
「部下がなかなか成長しない」「部下がすぐ辞める」
「部下の対応で、自分の仕事ができない」そんな部下への悩みをお持ちの方
のために行動分析学に基づき考案された「部下ノート」。
1日1行書くだけで、あなたの指導力がぐんっとUP! 部下が驚くほど成長します。
あなたが普段、部下に行っている指導を思い出してください。

・部下の指導のときに使う必殺のキラーフレーズがある。
・一度言ってわからなくても、何度も同じことを言ってあげる。
・大切なことは全員に共有すべきだから、部下の指導に一斉メールを使う。
・仕事を何でも任せて自分で考えさせることで、部下は成長する。
・リアリティのある言葉で話すのが一番! 自分の経験のみ部下に伝える。

一概には言えませんが、1つでもチェックが付いた方、
部下が成長しないのは、あなたの指導法が悪いからかも!

チェックがついた方は、総じて部下1人ひとりのことを見ずに、
響いていないのに同じ指導法を繰り返してしまう傾向があります。
たとえば期限を守らない部下に対して「期限を守れ」といったけど、
どうしても期限に遅れてしまう。
「何やってるんだ、期限を守れ! 」というのを何度も繰り返し、
「あいつは使えない」と言って、育成をあきらめる。
そんなパターンに陥っている可能性が高いのです。

サッカーで例えると、ヘディングが得意な選手に、グラウンダーのパスを
永遠に送り続けて「何で決められないんだよ」と怒っているようなものです。
当然、1人ひとり、響く言葉、響かない言葉は違います。
どういう言葉がいいかを考えて、1人ひとりにあった指導をすればいいのです。

そのために欠かせないのが部下ノートです。
部下ノートで部下が成長したことで、さまざまな会社で、
1店舗の売上が前年比1・5倍、
ミスが減りコストが3000万円ダウンなどの成果が上がっています。

何より、「ダメな部下」が成長することで、
「自分の仕事の時間が持てるようになる」
「部の成績が上がり、評価があがる」などなど
あなた自身に多くのメリットがもたらされることでしょう!

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Posted by ブクログ

1万人の部下をぐんぐん成長させたすごいノート術 部下ノート
著:望月 禎彦 、 髙橋 恭介

印象に縛られ、その人のことを十分に知らないまま指導しても、うまくはいかない。その結果、仕事の生産性が上がらない。離職する人が後を絶たない。部下との人間関係がうまくいかない。仕事のトラブルがよく起きるなど、色々な問題が発生する。

そうならないためには、印象にとらわれず、部下のことをよく知り、適切な指導をする必要がある。その解が「部下ノート」にある。

構成は以下の5章から成る。
①部下ノートのすごい効果
②さあ、部下ノートを始めよう
③伝え方を変えれば、部下ノートの効果が倍増する
④部下ノートはあなたを成長させる最強のツール
⑤部下ノートをフル活用して、変化の時代を生き抜く

一般論やその他大勢に向けて発する言葉では心にはなかなか響かない。事実ベースの積み上げと対象者を理解することでその人に合わせたアドバイスをすることでようやく心が少し動く。

接するタイミング、機会、頻度等、全てが最高にそれでコミュニケーションをとるのは難しい。そのために部下ノートを活用し事実ベースの積み上げと指導に対しての後追いを図る中で成長を促すことを叶える。個人の成長が仲間と組織の成長につながり、個人のみならず自身にもその恩恵を受けることができる。

プラスのサイクルを作り出すことで多くの人が幸せとなる。自身のみならず、相手と組織と何よりお客様・地域への貢献へとつながりそのサイクルを回し続けることが出来れば、大きなうねりとなり、多くの仲間にプラスの波及を伝えることにつながる。

他者の幸せが自分の幸せ。
利他の心を胸に落とし込みながら最高のツールとして活用していきたい。

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2023年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どういう言葉がいいかを考えて、ひとりひとりに合った指導をする
同じ言い方をしているから、何回言っても同じ結果になっている可能性がある。一度言ったことがうまくいかなかったら、もっと伝わる言い方、教え方はないかと考えた方が効果がある

部下をよく見て気になったところをノートに書き込む。どうすれば良いかを考える。
部下を指導し、どうアドバイスを送ったか記録する。
指導したことで部下の行動は変わったのか、結果が出なかったのか、3段階でチェックする。
指導が部下の行動変化や結果が出なかったときは、部下への伝え方を改善する。

1、2行に短くまとめる
部下全員のことを書かなくてもいい
毎日書く必要はない
自分が読めればいい

部下の話を聞く段階で上司が注意すること
部下の意見に賛成反対をすぐに判断しない
結果の原因を究明しない
上司自身の話をしない
部下の話の途中で上司が解決しない
先入観を持たずに耳を傾ける
評価しない

叱ってから褒める
イメージできるように伝える

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2022年04月22日

Posted by ブクログ

部下の行動を記録すると同時に、自分がどうアドバイスしたかも記録することでその指導が部下に合っているのか合っていないのか、合っていないなら別の指導、伝え方が必要。
ただただ部下の行動を記録するというわけではなく、続けることで上司の観察力、マネジメント力も養われる、部下も上司も成長できるツール。

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2022年04月19日

Posted by ブクログ

 部下ノートというのは、p.24「どういう指導をしたかを記録し、次にどういうアプローチをすれば成果を出せるかを考えるための貴重な資料」ということになります。どうなのでしょう、いや、記録を付けるのが大切なことはわかっているけど、それができないんだよ、という人が多いのではないでしょうか。私もその一人です。とにかく記録を付けるのが面倒くさい。しかも、記録を付ける時間もない(^^;。

 では、この本を読んで記録を付けられるようになるのか。正直、それはどうでしょうか。記録の大切さはよくわかります。そして、その記録を活用して部下を育成することが管理職の職務だということもよくわかります。でも、面倒なものを面倒ではなくす魔法はありません。それが問題です。

 これから管理職になるという人、ぜひこの本を読んでください。何事も最初が肝心です。この本を読んで、正しい管理職としての一歩を踏み出してください。もう何年も管理職をされている方、ぜひこの本を読んでください。そして、初心に返りましょう。私も頑張って、初心を思い出したいと思いました。本当です!!

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2021年04月18日

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