あらすじ
「有希は……俺の、実の妹だよ」夜の公園で行われた、政近の思いもよらぬ告白。
妹を犠牲に生きてきた、と自己否定する姿に見兼ねたアリサは政近の手を引き、病に伏したという有希の下へと向かう!
アリサに勇気をもらった政近は、遂に母と、そして祖父と対峙する。迷いながらも前に進もうとする政近。
一方で、政近の事情を知ったアリサもまた迷いを抱き……二人が遂に決断を下した時、アリサは”はじめて”周防有希と対話する。
「ああ、いらっしゃいアーリャさん。来てくださったんですね」
情愛、覚悟、そして恋心。感情が交錯する3人の行方は!? 大人気青春ラブコメ、全ての妹ファンに捧げる第9巻!!
ヒロインのアーリャがVTuberにもなってしまった話題作!
父がロシア人のハーフ女子高生・アーリャは容姿端麗、学業優秀、運動神経も抜群だが愛想がなく他人を寄せ付けない「孤高のお姫様」と呼ばれる存在。
そんな彼女が、隣の席の主人公・政近にだけは時々ボソッと(ロシア語で)デレちゃいます。
日本語ではツンツンしていながら、バレるかバレないかギリギリのスリルを愉しんでいるかのようなアーリャ。
しかしアーリャは知らない。
政近がロシア語を理解していて、ロシア語でのデレが全て伝わっていることを…!!
その様子を神視点から眺めてニヤニヤするラブコメ作品となっております。
心情描写はとても丁寧で読み応えあり、属性てんこ盛りの尖りまくったサブヒロインも登場。
ラブコメ好きな方は是非!
感情タグBEST3
めちゃくちゃおもろかった
主に政近と有希の過去がメインで二人がなぜ今の距離感にならざるを得なかったのかが描かれています
自覚したアーリャのデレと攻めもヤバイですし、政近が過去に向き合う過程がとても良かった!
あと有希がめっちゃ可愛い
爺さんもなー愛情深い人なのに不器用すぎる
最後までマジで読んでほしい!
もう最後の挿絵イラストでボロボロになりました
兄の決意と妹の思いの第9巻
インフルエンザに罹り、寝込んでしまう有希。
そんな妹の元に駆け付けたいのに周防家の、
母への思いから、二の足を踏む政近。
政近から周防家の人間で、有希の兄と告げられた
アーリャは彼の背中を押し、一緒にいざ、
周防家へ。
ようこそ、周防家へ。
そして、妹である有希の思いの背景が分かるロシデレ、第9巻。
Posted by ブクログ
有希ちゃんは結局、家族みんなに構ってもらえるように馬鹿な妹を演じたり、平気なふりをしていたと思うと、いつか壊れちゃわないか心配で心細くなる。
今回は政近くんの過去へとちゃんと向き合う回って感じかな?生徒会長は誰が選ばれるのかより楽しみなところ。