あらすじ
16年に亘る超傑作がついに完結!!安寧と言われた江戸時代にも終幕が。江戸城明け渡しのその時、大奥では何が!?そして、江戸城を追われた大奥面々のその後は!?よしながふみ渾身のメッセージが込められた熱き一冊です!特装版小冊子はオールカラー!雑誌掲載イラストがほぼ網羅されたイラスト集を中心に、堺雅人氏、磯田道史氏とよしながふみの対談や、超豪華作家陣による寄稿など盛りだくさんの112Pです!※別に配信している「大奥」19巻【通常版】と本編が重複しておりますのでご注意ください。
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いい最終回
男女逆転というマンガじみた内容だが、最後まで圧倒的な説得力があり、もはや史実かと思うほど。
徳川幕府の滅亡がもっと悲劇的に描かれるのかと思ったら、日差しが降り注ぐお庭だったり、ピカピカなお城だったりして、新たな船出って感じだった。
特装版の特典では、本編のその後について対談の中で軽く触れてあったりして楽しめた。
Posted by ブクログ
完結です
7年間、たっぷりと楽しませていただきました。
男女入れ替わりの奇抜な発想?
えー?
などと思っていたのですが
よしながふみさんの力量はすごいですね。
時代背景、心情、着物や小物の細やかな描写
どのページもため息がでました。
ラストは、うわー!
津田梅子さんへタッチですかあ
いつも、表紙をめくった薄紙に心躍りました。
丁寧な製本
ありがとうございました
おつかれさまでした
≪ 国想う 垣根を越えて 大奥で ≫
Posted by ブクログ
清々しい完結!!
すぐに1巻から再読したくなること請け合い(実際にすぐ最初から読み直した)!
徳川の、いや、よしながワールドの江戸時代を生きた女達の逞しさに天晴れ!
和宮は最初は面倒くさいのが来ちゃったよーと思ってたけど、最後の徳川の女として、西郷とのやり取り、かっこよかったなぁ。
天璋院と瀧山(瀧山は特にラストのところでは、えーーっそんなぁ〜と涙出かかったのも束の間、数ページ後には飄々とした姿を見せてて…よしなが先生にしてやられた。)も新しい時代を軽やかに生きてる姿を見られたので嬉しかった。
小冊子も、対談ではよしなが先生の考えも知れたり、コミック派としは雑誌連載時の表紙カラーが沢山見られたのもよかった。
Posted by ブクログ
この作品は漫画史に必ず残る作品になるでしょうね。
単純に男女を逆にするだけではないわけですから、その手腕に唸らされるばかりでした。
歴史が好きな私にとっては印象部深く、大事な作品となりました。
匿名
チョット高いかな
物語としては星5何ですよ。赤面疱瘡と言う架空の伝染病から男女逆転しての歴史ものを、あぁ言う形で納めるとは思わなかった。
ただまぁ、この手の特装版って期待しちゃあダメと思うんだけど、やっぱり一回見たら終わりな内容。
カラーのイラスト、と言っても描き下ろしとかでは無く、雑誌等含めて表紙などで使われた物を掲載。それが70ページほど。
その後、原作者の対談が数人と有り、他のマンガ家さんからの(完結お祝いイラスト)と言うお約束。
良かったのは年表が有って、史実と作品での歴史が見分けられる様になっているのと、堺雅人との対談で、堺雅人から「もっと考えて描いてよ」と言われたエピソードは笑えるかな。