あらすじ
「小鈴ぅ、お前、逃げようなんざ、滅多なことは考えんなよ?」
山犬の妖に供物として捧げられた不幸な娘・小鈴。
だが、彼女の前に現れた獰猛な山犬は、彼女を山中の家に連れ帰り、黒髪金目の男の姿に変じて見せた。
「お前は供物で、だから俺のもので、それで?」
「如何様にでも……」
そして、小鈴は昼も夜も問わず、激しく深く貪られることになる。
「お前は俺の番だ」
山犬の威早の小鈴への執着に供物以上の何があるのかと戸惑いを覚えるも、徐々に心を開いていく小鈴。
しかし、お山を揺るがす大事件が小鈴の身に迫ろうとしていた――。
大きな妖の山犬様に純な娘が身も心も溺愛される、もふもふ和風ファンタジー!
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中々でした
妖しと人間という二人の、お互いを思う心が徐々に深くなっていくのが上手く書かれてて中々良かったです。
ヒーローが粗野な物言いだけど、行動はヒロインをとても大事に思っているのが分かります。
ヒロインもそんなヒーローを、いつしかとても大事に思って愛します。