あらすじ
自らもHSPを自認する医師が「敏感すぎる=生きづらい」苦しみから逃れる対処法を細やかに伝授。
「『人に振り回される』から解放される魔法のことば」「10の困ったリスト・かんたん対処法」など。
HSPの特徴を理解し、この本の対処法を実践すれば、もっと楽になります。
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Posted by ブクログ
□感想
著者自身もHSPで80代の著者にとって近年出てきたこの考え方に出会えたのは、私が30代で出会えたよりもっと驚きと感動が大きいことなんだろうと思った。今までHSP関連の書籍やカウンセラーはだいたい30〜40代が多く、この本の著者はご高齢ゆえに説得力や経験値が高いと思った。科学的根拠の提示は少ないが具体的にあるあると思い同感する事例がたくさん載っているため自分はHSPと自覚し自己理解を深め楽になる本だと思う。
□読書メモ
・相性のいい人
あなたの敏感さにいちいち反応しない。動揺しない精神の安定している人。清濁併せ持つ器の大きい人。これはいいこと、これは悪いこととすぐに批判せず見守ってくれる人。
・相性の悪い人
自信たっぷりの人、権威のある人、かわいそうな人に弱く好き嫌いを判断するより先に感情が動く。自分はどんな人といると安心するか、人生に求めるものはなんなのかを考え相性を選ぶ。
・マイナスのカードを集めてしまう
できなかったことや自分への否定的な評価がたまると、一種の歪んだ喜びさえもつようになる。恐怖や不安に直面すると快感を司る側坐核が若干反応する。快感を餌に自己卑下や自己否定が進む。
・かわいそうな人を見ると放っておけない
相手との境界線が薄いため振り回される。
・直感的に恋に落ちる
吊り橋効果。不安な時神経が高ぶると人はそばにいる人に頼り相手がそれに応えると簡単に恋に落ちる。HSPは不安に襲われることが多く機会が多い。