あらすじ
α王子の呪いを解くのは転生Ω悪役令息の真実の愛
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Posted by ブクログ
面白かったです!
乙女ゲームの世界に兄妹で転生していて元の世界では苦労して妹を幸せにしてあげられなかった事が悠生(ブラット)が何とか妹の葵(キリエ)と王子を結ばせようと何とかしようと奮闘するのに次第に王子のルースに惹かれていき(しかも運命の番と言われて)悩み苦しむのが切なかった。
ルースにかけられた呪いを解くには呪いをかけた本人を殺すかもしくは「真実の愛」を得るかでルースは後者を欲しがっているけどブラットは結末を知っていてそれを選び死を覚悟しているけどまさかの真実にはブラットと同じく読んでいて驚きでした。
もう死ぬ、と覚悟した時に現れたルースの呪いの解けた姿からのブラットがあれよあれよと幸せになれたのは良かったです。
悠生の時の辛かった人生が人を思いやる彼の人となりが素敵でした。
あとがきでの「頓珍漢な…」先生、大好きです(爆笑)
特典ペーパーはそんな悠生の良さにルースとキリエが盛り上がりブラットの可愛さにメロメロなルースが微笑ましかったです。
Posted by ブクログ
作家買い。
バーバラさんの文章好きだし、相変わらず乳首への愛情が半端なくてニヤニヤ楽しめたw
ただ、帯にある『ツンデレ王子』は違う気がする…余りツンデレ感は無く、どちらかと言えば“俺様”かな?
でもオラオラ系でも無いので、“俺様”や“ツンデレ”攻めを期待して読むと「何か違う…」ってなるかも。
一方、受けのキャラはめちゃくちゃ良い
オメガだけど、現代社会のノンケ男性が転生しているから女々しく無いし、発情に抗おうとする姿勢はノンケ感があって良きでした
(結局、攻めの雄フェロモンに負けちゃうけど)
ただ、やっぱり“運命の番”の設定が苦手だったなぁ…
【恋人になるまでの過程が大事派】的には、ノンケだけど惹かれるのは“運命の番”だから仕方ないよね!って力技で恋人になってしまうのが何か物足りない…
好きな作家さんだから買ったけど、やっぱり運命の番設定に引っ掛かってしまい最後まで読めず…
安定した文章力とエロ、魅力的なキャラクターで
オメガバースが好きな方なら問題なく楽しめると思います。