あらすじ
【ハッピーバースデー。】
生まれてきたことを祝いたい。
「母ちゃんの死体を見張っていないと。」
ーー渚(なぎさ)の母親は娼婦だった。
そして父親はそんな妻を心の底から憎んでいた。
しかし渚にとってはたった1人の母。
誕生日のケーキはあたたかくて優しい思い出。
どこでこの家族は壊れたのか…
渚を知れば知るほどに柳田はただ深い沼へと沈んでいく。
※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。
感情タグBEST3
つらい
物語に没入しすぎてあっという間に読み終わる。
人間の汚さおぞましさを見事に描ききっている。
過去は変えられないけどハッピーエンドになってほしいな。
人間の美しさも見られることを祈って。
深い!おもしろい!
闇深い物語は読むと辛くなるからという理由で避けていましたが、この作品は買って良かった!ハマる!深い!おもしろい!
渚と向き合い、気づき、感じて、考えて、柳田さんは、人間らしさが生まれた感じですネ。かつては顔が良い畜生だと思っていましたが。
これからどうなるのかとヒヤヒヤドキドキ!6巻が待ち遠しいー!
Posted by ブクログ
5巻は前半がまたしんどい渚の話。
時々でてくる、威圧的な渚の父。それに気をつかっている渚。その理由。
「島を一緒にでよう」という山田に「島に縛られている」という渚。
それは9歳の誕生日の日だった。
誕生日は母がケーキを焼いてくれるので楽しみに帰ったら、母はいない。父は裏の井戸に母のモノを投げ入れている。
「母ちゃん殺してしまったよ。首絞めて井戸に落とした」
そう言って顔をひっつかんで無理やり井戸の中を見せる。暗くてよく分からないけど母のようなものが・・・
「これから俺たちは井戸の番人だ」という父。死ぬまでここにいなくてはにけないと。
でも、渚は父からもらう生活費を切り詰めたり、自分の体を売ったお金をずっとためていて、いつかこの島をでようと思っていた。リュックに荷物とお金をつめて出ようとするけど、父が井戸に母のモノを投げ入れている顔を思い出すとでていけなかった。
山田と話をしたあと家に帰ると、渚の部屋が荒らされていてお金がなくなっていた。泥棒?!と慌てたら、暗い部屋に父がいた。
父は渚の部屋からリュックとお金、そして大量のコンドームとローション代わりのサラダ油を詰めた小瓶をだして「どういうことだ」という。「お前も母親と同じなのか?!」
渚は開き直って「そうだよ」と答えた。
母と同じように島で体を売って、母と同じように男と島をでようとしていた・・・
でも父さんは5年間も体を売っていた俺に気が付かなかったじゃないか。それは俺の事を何も知ろうとしなかったからだ。
父は渚の首に手をかけて・・・
ってところで5巻がおわるんですが。
これ、私はまとめて読んでるからいいけどこの先をしらずにここで次の巻を1年も待たされるの辛い~~~。
あとさ、5巻の帯が「ハッピーバースデー」「生まれてきたことを祝いたい」なのよ。
もう渚のここまでの人生ってずっと呪いみたいなもんで、
しかもその呪いが9歳の誕生日から始まっていると考えたら・・・この帯つらいわ~