あらすじ
九後美里・45歳。それなりにモテてきたのに、なぜかきまってDV経由で破局に至ってしまう、哀しき宿命を背負った女。「私はもう恋愛はしない。結婚もしない。仕事が恋人」そう信じて生きてきた彼女だったが、実は最近【超愛している人】が出来て!? それはかつて一度も恋愛対象として見たことがない、見た目ノーカンの幼なじみ・もみちゃんだった…! 『そもそもウチには芝生がない』で、アラフォー女性からのアツい支持を得る作者が描く、45歳のムズキュン(?)ラブコメ!!
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まさかの
45歳独身の雑誌編集長の独身女性が主人公のドタバタラブコメの第二話。
昔から周りが見たらちょっとヒくくらいに恋愛にのめりこむことが多々あった九後美里(くごみさと)はここ数年十代のころからの幼なじみのもみちゃんこと籾山不三夫に恋をしていた。
その日も二人飲みながらそれとなく好意があることをほのめかした美里に対して、彼は「みさちゃんの恋愛はまるで勇者が挑戦しているかのようだ。」というよくわからない誉め言葉を言う。
そして彼自身は最近、母子家庭のある女性に恋をいているという事を言ってきたのだった。
寝耳に水状態の美里に彼女の良い所を話しまくるもみちゃん。
しかしそれを聞きながら美里は内心自分の方がその女よりあなたを思っていると嫉妬にかられて対抗。
ついには泣きながら一緒にいてよと言うも引かれてしまう。
その後どうしても気になる美里は二人のデートにこっそりついてくる。
そこに現れた小学校の先生をしているというその女性ともみちゃんの話を聞いていると、もみちゃんの無意識に失礼なところを諫め注意するさすがの先生っぷりにちょっと好感を持ってしまう美里だった。
なんとか自分の存在がバレることなく二人の退店まで見ていた美里だったがそんな彼女に声をかける若い女性がいたのだった……。
美里のイタさと、もみちゃんの失礼さがなんかリンクするところがあって、そういった意味ではお似合いの二人だなぁと思った。