【感想・ネタバレ】コロナ時代を生きるヒントのレビュー

あらすじ

「どんなにたくさんの『死』に関わっても、死には疑問が残る」――
そう語る著者は、医師として多くの人を看取ってきた。
人には必ず「死」が訪れる。にもかかわらず現代人は「死」を語ることを忌み嫌い、向き合うことを避けようとする。
そして自らの「死」について、自己決定しないがゆえに、望まない延命治療や残酷な最期を迎えてしまう。

果たして「死」は怖いものなのか。

自ら末期がんを患った緩和ケア医、「あの世」について研究している大学教授、死者と通じ合うユタやノロ、死と隣り合わせだった東北被災地の人々。そしてコロナ禍が突き付けた厳しい現実――。
豊かな「死」を取り戻すために奮闘する人々との対話を通じて、著者がたどり着いた「死」の実像とは。 カマタ流の温かくて柔らかい「人生の終(しま)い方」!

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Posted by ブクログ

がんばらないから20年。緩和ケア、看取りに対してどう取り組むのか。
かつての日本人にとり、死は大変身近なものであった。自宅で亡くなり、最後の瞬間に立ち会う事で大切なメッセージを受け取り、死を受け入れていく。
自然と死の恐れはなくなっていく。形式的で簡略化しがちな葬儀であっても、精神的ケアという大切な役割がそこにはある。
規則正しい生活で免疫力を高める事でコロナ時代を生き抜くことを提唱している。

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2022年07月03日

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