あらすじ
「練習場ではけっこういい球を打てる!」
「ドライバーは飛ぶ方ではないけど、その分曲がらないしOBも多くはない!」
「アプローチの距離感はそんなに悪いわけではない!」
「パットは悪くても1ラウンド36回前後ではまわれる!」
アベレージゴルファーの方にとっては、思い当たることが多いと思います。でも、なかなかコンスタントに100や90を切れない方も多いのではないでしょうか。そんな方は、スイングの問題というよりも、コースが仕掛けているトリックやワナによってスコアが乱れている可能性が高いと思います。そこで本書は、アベレージゴルファーにこそ必要で、即効性のあるコース戦略法(マネジメント)を1冊にまとめてみました。シーン別(ティーショット、セカンド、サード、アプローチ、パター)に具体的なコース図も出しながら解説する構成になっていますので、頼りになるキャディのようなイメージで使っていただけます。ただ、中には「飛距離が出ない」「スライスをする事が多い」「左右の曲がり幅もやや広い」「ダフりやトップもする」といったことを心配する方がいらっしゃると思います。そのような特性、クセ、ミスなどは、レベルを問わず誰にでもあるものです。本書はそれらも踏まえた上で、それぞれのテクニックに見合った戦略とはどういうものか、それを実践的にお伝えする内容になっています。ですので、どのレベルの方でも活用していただけます。ベタピンがなくても、飛ばなくても80台は十分に出せるのです。ぜひ本書を使ってベストスコアを更新してください。
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Posted by ブクログ
スコアメイクの考え方をティーショット、ショット、アプローチ、パターごとに実際に遭遇するケースごとにまとめた一冊。
一貫して「カップから逆算して、不要なリスクは負わない」という考え方で書かれており、ドライバーで力んでまで240ヤード飛ばすことの必要性やトラブルショットでチャレンジすることの必要性を問いている。
例えば、残り220ヤードであればついついユーティリティや5Iを使いがちだったけどPW2回の方がトラブルは少ない。また、ハザード絡みのアプローチではまずグリーンに乗せることを優先するなど「絶対に避けないといけないこと」を意識するべきである。その際は、「このクラブだったらこう失敗する可能性がある」ことを念頭に、つまりあらかじめ失敗した際のダメージを予測した上でマネジメントをすることが大切である。
まずはホールを何打でグリーンに乗せるかという設計と逆算して得意なクラブをたくさん使えるようにすることを意識したい。