【感想・ネタバレ】Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラスのレビュー

あらすじ

長江、渚、夏美は大学時代からの飲み仲間だった。やがて長江と渚は夫婦になり、夏美は会社の同僚・健太と結婚、それぞれ子を持つ親に。長江の海外赴任でしばらく途切れていた“宅飲み”が、帰国をきっかけに復活。簡単&絶品グルメをアテに、世間話はいつも思わぬ方向へ……。いつもの仲間が集れば、おいしい料理と「謎」を肴に宴の始まり。あの小粋な“宅飲み”ミステリーが帰ってきた!

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Posted by ブクログ

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時代の流れの速さにクラクラしましたねぇ。
あの3人が、親になったと思ったら!それ以上のことまで!!あらあらまぁまぁ!と、親戚のおばちゃんのような気持ちになりました笑

相変わらず、美味しいものと美味しいお酒と楽しいお話。ぐんぐん読めます。

もっと読みたいなぁ。ギブミー後日談。
新婚さんと姑・舅たちも楽しそう。

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2021年11月11日

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食べながらの謎解き。
毎回、話題に事欠かないよね。
楽しい食事会、参加したい。

そして、そーきたか。
そことそこか〜!
その謎は解けなかった(笑)

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2020年08月14日

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1から9年経過してからの出版だったからか、登場人物も年齢を経ていて、二組とも子持ちの夫婦になってた。そのせいか2は子供の絡みが多いね。圧力鍋の受験の話はちょっと疑問。プロに任せたから可哀想ってことはなくない?父親が教えたから愛情ありってわけでもないと思うけどなぁ(-_-;)。たこ焼きの話の旦那はかなり嫌だ。家庭に向かない人だよね。最後の一石二鳥はびっくりだったわ。まさかの時間経過。

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2019年11月18日

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とてもこの作者らしい作品かと。屁理屈、裏読み、深掘り…果たして真実は揚子江氏の解説の通りであるのかどうかまでは検証されず、ぞっとした空気感を残したまま漂う短編集。
わたしの大好きな「考え過ぎでしょ」パターンをいくつも繰り出してくれる石持作品を読み続けるうちに、ついにわたしにも碓氷優佳が憑依したのか、ラストが読めてしまいました。(そんなに難しいわけじゃないけどね)
これからも変態的深読みの石持ワールドに期待しています。

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2019年09月12日

Posted by ブクログ

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 前作『Rのつく月には気をつけよう』が刊行されたのは、約12年前。元号を跨いで続編が刊行されるとは。その間、自分が石持浅海という作家と付き合い続けてきたということでもあり、歳を重ねたということでもあり。

 いつもの仲間が酒と美味い肴を持ち寄り…というフォーマットは前作と変わっていないが、作中の人物たちも歳を重ね、家庭を持っている。前作の話題は恋愛ネタばかりだったが、今回の話題はバリエーションが多い。

 そして、探偵役に当たる長江高明の薄ら寒い洞察力も、相変わらずというわけである。石持作品の探偵役としては、碓氷優佳や座間味くんに匹敵するだろう。ふと思い出したエピソードに、長江だけは違う構図を見ている。

 「ふたつ目の山」には、いかにも日本社会的な縮図を。「一日ずれる」には、教育事情の裏側を。かと思えば、「いったん別れて、またくっつく」では下世話な推測を窘め、かと思えば、「いつの間にかできている」ではまた教育事情の裏を読んでいるし…。自分の息子とはどう接しているんだよおい。

 「適度という言葉の意味を知らない」は…それよりも知るべきことがあるだろおい。「タコが入っていないたこ焼き」は…こういう人はいるのだろう。反面教師にしたい。何だか家庭ネタが多いな。すいすいと読み進み、最後の「一石二鳥」。……。ああ、そうでしたよええ。自分の迂闊さを思い知った。

 正直あまり印象に残らなかった前作だが、あれだけは忘れもしない。それなのにまたしても…。さて、これを今度こそシリーズ完結と受け取るか、さらなる続編の予告と受け取るか。こういう血の宿命は、自分なら勘弁願いたいが。

 座間味くんシリーズと同様、あくまで長江の想像に過ぎない。頭の回転が速すぎるばかりに、人と違うものが見えるというのはしんどいだろうなあ。毎度毎度、何か裏があるエピソードばかりというのは、まあご愛敬であろう。ご都合主義を気にせず読むのが吉かと。

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2019年09月11日

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続編。
結婚して子どもができてからのこういった仲はとても良いですよね〜。家族ぐるみの仲。ほんとに家族になるし笑
今回食より謎の方が印象強かったかも。

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2024年08月14日

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メンバーは固定なので、
噂話に花を咲かせるだけの大人たちの飲み会

固定なので最後の話はびっくりしました。

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2019年09月28日

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【収録作品】ふたつ目の山/一日ずれる/いったん別れて、またくっつく/いつの間にかできている/適度という言葉の意味を知らない/タコが入っていないたこ焼き/一石二鳥 
 謎解きは正解を確かめようもない類のもの。表面的な絵をひっくり返すことに焦点を当てた結果、こじつけ気味な「真相」になっているのは否めない
 PTA関連や中学受験の話は、首を捻りたくなる。著者もこの分野は聞きかじりか。父親に勉強を見てもらうというのは親子の交流ではなく、断絶を招く危険が高い行為だ。微笑ましくもなんともない。合理的な父親より理想を押しつけてくる父親のほうがましとは限らない。

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2019年09月03日

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