あらすじ
明治時代のオメガバース。無情な時代で、過酷な運命に抗う身分差恋愛。――時は明治16年。人々は発情期のΩを“サカリ”と呼び忌み嫌っていた。身寄りのないマヤは見世物小屋で奴隷同然の暮らしをしていた。理不尽な暴力、強要される性的奉仕。そんなマヤはある日、財閥の御曹司・渚 征爾(α)と運命的な出会いを果たす。真っ直ぐで温かい征爾にどんどん惹かれていくマヤ。不条理な世界で巻き起こるドラマティックな恋物語。 ※本作品は現在販売しております同名作品の【分冊版】となりますので、二重購入にお気をつけ下さい。
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オメガ不憫
不憫受け。とても可哀相なお話です。彼を助けたいと思う財閥のぼっちゃんの純真なところも素敵で時代物の良さが出ている作品だと思います。もっと長く書いて欲しいくらい設定が素敵です。時代物だからオメガを「さかり」とか読んで徹底的に差別している。そこにきて主人公は外国人のハーフなのかな?毛唐とか呼ばれて髪の色を見られないように頭に風呂敷巻いてる(この姿がまた可愛すぎる)おまけに捨て子とかさーー。不憫でしかない。先生この設定でロングバージョン書いてくれないかと何度も思いました。
この作品は、けっこう暴力のシーンも多いし、見た目の悪さから不憫な扱いを受けるし、心が痛む場面も多いですが最後は幸せな気持ちになれます。ハピエンです。不憫受けの救済モノが好きな方はぜひ!
匿名
受けがヒドイめにあったりするのが好きなので試し読みで気になり購入しました。なのでそういうのが好きな人には良いかも。ただ攻めとのえちシーンは描き下ろしで少しある程度なのでそちら好きにはオススメできないかも。
オメガバスは受けちゃんが辛い思いをするのでおまり好きじゃないですけど、これは良かったです。不憫で切なくかわいそうな受けちゃんを攻め君が救ってくれる王道な展開です。