【感想・ネタバレ】北垣国道の生涯と龍馬の影 戊辰戦争・北海道開拓・京都復興に足跡のレビュー

あらすじ

北垣国道は、維新史、北海道開拓史、京都復興史の上だけでなく、地方行政史ないしは日本史の上で大きな役割を果たしており、人間的にも魅力溢れるものを持っていた人物であった。若き日に、龍馬と出会い蝦夷地開拓の夢を語り、開拓使時代は黒田清隆や榎本武揚と交流を持ち、京都府知事時代には新島襄や山本覚馬らとも接点があった。本書では、北垣の意外な経歴や戊辰戦争・北海道開拓・京都復興での活躍ぶり、人柄、取り巻く人間模様を紹介する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

北海道長官北垣国道は勤王の志士として生野の変に関わり、変後は鳥取藩で受け入れられる、長州藩にも多くの知己を持ち明治維新後は開拓使・熊本県大書記官・高知県令・京都府知事・北海道庁長官と勤王の志士で薩長以外で幕末から明治期を成功した人生だったと思うが、何より人格が廉潔で義理堅く多くの人脈を得ており何処のポジションでも協力者に恵まれている(京都府知事退任時は各界から惜しまれた)
そんな人柄ゆえなのだろうが、長州藩士宍戸左馬之助の依頼で千葉重太郎(周作の子・北辰一刀流)と活動、坂本龍馬や北添きつ摩・河田景与と蝦夷地開拓を図り勝海舟の門下生で同意するものがすこぶる多かった、開拓使に鳥取藩・海援隊の筋の者が数名在籍しているが北垣国道が開拓使に勤めての血に北海道庁長官になったのはこの時に由来するのだろうな

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2025年11月14日

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