【感想・ネタバレ】新・米中開戦(1) 台湾独立の闇のレビュー

あらすじ

米中関係が貿易関税戦争により悪化する中、一隻の米イージス駆逐艦「ラングート」が、航行の自由作戦として、台湾海峡を縦断しようとしていた。,
しかし、二機の中国軍戦闘機「殲20」と、海上に現れた無数の中国船団によって行く手を遮られ、急遽、同艦は台湾領の金門島へ針路を変更する。,
一方、中国からの独立の是非を問う住民投票の前日だった台湾では、各地で同時多発的に爆破テロが勃発する。,
米中両国の緊張状態がいっきに高まる中、米艦隊は南シナ海に造られた中国の人工島破壊作戦を開始し、戦いの火蓋が切られるのであった…。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

台湾併合に中国が動くときのシナリオは幾つか考えられているが、台湾が独立を問う投票を起こすところから本作品は始まっている。おりしも横須賀を母港とする米国第七艦隊を中心とした多国籍艦隊も演習目的でバシー海峡付近に展開する中、中国と目と鼻の先に位置する金門島の各地でテロが勃発する中、台湾各地で独立に反対する親中派が政府軍から離脱し内戦の様相を呈する。蔡英文総統は台湾独立を宣言、国連加盟国の半数の国家がこの独立を承認し、台湾の独立を巡り中国と欧米日の対立構造が明確となる。

0
2023年08月25日

「歴史・時代」ランキング