あらすじ
「生きていなくちゃ、悲しみや絶望は克服できないのよ」――大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。病室を出られない春桜に代わり、千景がひとり届けることで春桜の青春の日々を知る。春桜の想い人(秋葉)との淡く苦い想い出とは? 多くの障害があった春桜と彼の恋愛の行方と、その結末は?
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生きてさえいれば
前作の余命10年とはまた違った世界観の物語であり、号泣しました。
この作品は、著者の方がなくなってから刊行されたと聞いてとても複雑な気持ちになりました。題名の意味が理解できた気がします。
感動しました!
先がどうなるのか全く想像できなくて、ハラハラドキドキ。先が気になって読む手が止まらなかった。何度か泣ける部分も多かったけど、ほんとに面白かったです。
未発表作品
「余命10年」の作者、小坂流加さんが亡くなってからご家族の方が未発表作を見つけて発売された作品です
なんというか・・・この作者は天才だと思います
作家業に関わらず、クリエーターの方は自身の経験を作品に活かす、という話はよく聞きますが、小坂さんほどすばらしく作品に反映させた方はそんなにいらっしゃらないのではないかと
小坂さんの作品をもっと読みたい
一方で、自身の闘病生活などがあってこその作品なので、一般的な作品を描いてもそこまで熱中しなかったのではないか、という想いも・・・
とにかく、惜しい方を亡くしました