あらすじ
ますます教師の仕事の仕事量が増し、過密化する中で、
本当に成果を上げるために「教育の生産性」を上げよう!
本書は、Twitterに現れるや否や、爆発的にフォロワー数を増やした
インフルエンサー さる@小学校教師こと、坂本良晶教諭による初の単著。
働く時間を減らしつつ、子どもを伸ばす「教育の生産性」向上の実現。
そのための思考法、仕事術について凝縮された一冊。
本著は、あれをしましょうこれをしましょうの「足し算の強要」をするものではなく、
全部やろうはバカやろうという「引き算の提案」をするものである。
感情タグBEST3
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新しい教育会のスタンダードを作る一冊。
自分の役に立ちそうだと思ったメモ
通知表わっしょいわっしょい
評価は新学期の始まりと同時にスタート。
初見の成果を得られるようにしてモチベーションのアップを。
15分のパッケージで、教師の仕事も区切る。
今日の仕事に何パッケージ使うか、計画を立ててから仕事を行う。
全てを完璧に行うのは不可能。最大の効果が得られるように。まるつけは子供が行う。多少間違えていても、最大の効率化を図ると言う意味では。野外観察なども、赤ペンを持って出かけてその時間内に強化まで終わらす。図工の掲示物は着男クリップでとめていき、その時間内に子供たちが互いに見られるようにする。
テストの丸つけは、バツのみ。
Moveザバス
学級全体で、みんなで良くなっていこうと言う目標を設定し、賢い子に助けてもらう。
提出物のチェックも、グループごとに分けて提出し、子供たちにチェックさせる。
2割の不具合が8割の仕事をうむ。
大惨事になる前に、日ごろの学級経営に力を入れる。授業の面白さ、子供とのコミニュケーション。
インターネット環境にある子供たちは、面白いものだけを選び選んで視聴すると言う習慣が身に付いている。つまらない授業は耐えられない。
すべての資料は1つのクリアファイルに入れる。必ずタグをつける。
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たくさん仕事しているからといって仕事ができるにはならない。より厳選し、効率よく仕事ができることが仕事ができることであると改めて感じさせられた一冊。
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よくあるビジネス書に書かれているものを教育現場に落とし込むにはどうすればいいのか、具体的に分かる一冊であった。これから教員になりたい人、教員として生産性をあげたい方におすすめの本である。自分も定時退勤を目指したい。
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教員は忙しい、予算もなかなか整備されない。こもっともではあるが、それ以前に教員に仕事効率化などといった思考がないように感じる。目的はなにか?そのための最適手段か取られているか?
手段が目的化していないか?そういったことを見直すためにもこの本はあると思う。
教員は教育に関する本だけでなくこういった仕事効率のほんや、ビジネス本もしっかりと読むべき
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面白い!
教育実習前に読んだけど、間違いないって思うところがたくさんあった
先生たちから見てザ教師を示すのもいいけど、そのクラス、担当している生徒にとってパーフェクトな先生の方がかっこいい!
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・「最小の時間で成果の最大化を図るエッセンシャル思考」
・「生産性=アウトプット(得られた成果)÷インプット(投入資源)」であり、「教育の生産性=子どもの正の変化÷投下した時間・エネルギー」である
・「画鋲はオワコン」「A4の掲示用クリアファイルを常設」
・「犬の道でなく猿の道」
・「丸つけ界王拳」
①教卓の上を、得点記録用紙、採点済み、採点中、未採点の4つに分ける
②テスト問題の横に黒丸で見直してマークを書かせる→イージーミスや問題のやり残しがあった場合は、「これマークがついてるけど見直しした?」
③○は・、✖️は✔︎
④満点ー、0省略、5・、1桁の場合は○で囲む⑧
⑤テスト返しやり直しで、終わった子はミニ先生
・「花丸の代わりとして、普通の丸の横に評価をつける→A+,A,B+,B,Cの5段階
・「30分授業+15分ワーク」「みんなで賢くなろうという学級のミッションを全員で共有し、ランナーをウォーカー・ライダーのフォローに回す」
・「15分パッケージ」で考える
・「学級経営オセロ」始めから角を取れる&ひっくり返されることもある
①授業「つまらないはスキップされる」
②子どもとのコミュニケーション
北風・太陽戦略、戦術(強)(弱)のどの指導な意識
③教室環境「教室の緑化」
④20%の余裕「できていることに注目するリフレーミング」
削るものを見つけ、生産性を上げることが子どものため自分のためになる。そのための技術やマインドが詰まった1冊だった。
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思い込みでできなくなってしまっていることがある。昔は1マイル(約1.6キロ)4分切ることは誰もなしえなかった。しかしロジャー・バニスターを皮切りに今では多くの選手が4分を切ることができる。初めから諦めることはない。大切なことは挑戦すること。
社会人一年目のときにこの本と出会えてたらすごく刺激的だったと思う。教育は全ては子供のために。これを忘れずに仕事の優先を考え最適解を出していきたい。
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最低限の労力で最大限の仕事を!
【ためになったこと】
・「タイヘン」な仕事→なぜ、どこが「タイヘン」かを明らかにし、その根本をぶった切る
・「何もおれのことわかってないくせに」と生徒に思わせないようにする
・イブラヒモビッチに学べ!→固定観念を持たず、目的(ゴールにボールを入れること)だけをフォーカス
・仕事を楽しめ!→重い石を運んでいる時、「エジプトの歴史を作っています!」
【実践したいこと】
・いちいち画鋲で掲示を廃止→掲示用クリアファイルに!
・授業プリント、小テストなどのひな形作る
・15分パッケージで仕事を
・会議を仕切る立場になったら、先に資料に目通してもらう。もしそれが無理でも、なんらかの方法で「朗読会」やめる
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教員じゃなくても、働いている人はその場所で実践できる内容。万が一、これが必要でない場所であれば、とてもゆとりのある"いい職場"なのでしょう。
また、自宅でも転用できることもしかり、対人にむけての姿勢であったりと、全方位の内容。
しかし、至ってシンプルに、かつわかりやすく、コミカルに。
ビジネス書と言われるのもわかる。
その世界にいた人が、その時をふまえ、また、いろんな本や仲間と切磋琢磨し導きだした"今"を教育現場を通して届けている。
少しずつ改革していきましょうよ。
自分の生きている世界だから。
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さる先生の渾身の一冊。
具体的な方法というよりかは、その考え方在り方を示しているのが非常によくわかる。そして本当はもっと書きたいことがたくさんあるのに、敢えて内容を絞っているというのが、所々で感じた。
さる先生の懐はもっと深く、実際にお会いしてお聞きたいことが増えた。
いろんな先生に広がるといい。
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今まで教育書を読むと
そんなの今の自分には出来ないや
などと思うようなことが多々あった
それは自分に力かないから。
管理職であれば変えられるかもしれないが
20代である自分が声を上げるにも
限界があると感じてしまった
しかしこの本は
自分自身が効率よく仕事をする方法が
書かれていてとても参考になった
とくに
頑張ることは目的ではなく手段
という言葉が印象に残った
頑張ったら子どものためになる
というわけではない。
生産性を上げて
子どもも自分自身もハッピーになりたいと思う
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何よりも価値があるのは「子どもに正の働きを与える仕事」
「教員(職場)のための仕事」は二の次で良いということは強く心に留めておきたい。
今の仕事の価値を見極める。
定時から逆算して仕事を決める。
備品も古くなれば効率が下がる。買い替えよう!
朝は頭を夕方は手を使う。
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全部やろうはバカヤロウ
生産性を上げたい人
仕事効率を上げたい人におすすめ
45分で採点から評価まで終わらせるテスト最強メソッドは試してみたい
子どももすぐにテストが帰ってくるし、教師の時間にも余裕がでる。Win-Win
そのためには自分なりにシミュレーションしながら何回か回数を重ねていく。
この本を読めば、なぜそんなことができるのか?丸つけ界王拳の秘密が明らかになります。
さる先生を見習っていろんなことを効率化してルーティンにしていきたい
実践したいこと
15分パッケージで仕事密度をあげる
自分のミッションを言語化する
価値ある仕事を選ぶ。そこに時間を投下できるようにする
効率化できないか日常を見直す。疑う
Posted by ブクログ
時短にむけた方向性が見えてきた。
4つの領域に分けた時の、仕事の取り組み方が参考になった。
学校の5S(整理・整頓・清掃・清潔・仕組み)はすぐに取り入れたい。具体例も載っていてイメージできた。
画鋲がオワコンであることを初めて知った。確かに…でも古い校舎だから代替案が浮かばない。
15分パッケージは実践中。ダラダラしなくなった!
所見はやってるけど、エクセルに移行しようか悩み中。時数はエクセル管理だけど、チェックをこれからは毎週やる。
学級経営オセロは、教室環境と20%の余裕を心がけていく。
Posted by ブクログ
この本を読んですごく気が楽になったし、「子どもたちを伸ばすこと」という目的がより明確になりました。
先生の仕事は、子供たちとは直接的に関係のない雑務も含まれます。
それ以外にも掲示物とか、提出物の処理とか、子供に一見関係あるような仕事でも、子供の成長を促すことを考えると非効率なこともたくさんある。
そういった業務と、本当に必要な仕事を見極める、本質を見ることによって、先生たちの仕事の再生産を促す内容です。
以前読んだ『エッセンシャル思考』をうまく先生業に応用しています。
5時に帰るというのは、なにも教員としての役目を投げ出しているわけではなく、より自分の仕事の質を上げるため、少ない時間で多くの成果を、という精神。
帰る時間を決めると、毎日の仕事も緊張感が出てきたようです。
Posted by ブクログ
ネットで話題だから読んでみた。考え方が主で「エッセンシャル思考」とか、子どもとの当たり方、時間の考え方、いわゆ「イラン仕事を減らすための思考術」がメインで、じゃあ今すぐこれをしたらいいよ!というのは少なめ。あたりを良くしたいのか、雑談っぽい、トークしている雰囲気は、情報が知りたいなあと思って読んでいると、ちょっと冗長といった感じ。
個人的には、いろんな本やネットで見聞きした話が多かったかなぁ。ご本人のツイート見ているのもあるからかもしれんが、もうやっていることも多かった。もっと若いときに読んだら違ったかも。
『教師の働き方を変える時短(江澤隆輔)』 のほうが、今すぐこれをしたいと思える内容も多くて時短につながったかなあ。
Posted by ブクログ
教育現場にもようやくやってきた教育改革の波と、自分自身のキャリアアップのために読み始めたが、既に実践していることが多く、少し物足りなさを感じてしまった。
ただ、エクセルで困ることが多いので、効率的にマストな業務を遂行するためにはマスターしなければならない。
また、指導要録は、褒めることがあった時々で書いていく、という方法を試してみようと思う。