【感想・ネタバレ】私立帝城学園-四逸-(6)のレビュー

あらすじ

【君を絶対に忘れない】

生誕祭に参加できなかったΩ(オメガ)。

ーー葵木(あおき)から決別を突きつけられてしまった春太(はるたか)。
これまで葵木の存在で抑制されていた敵意が一気に春太を襲う。
そんなピンチに手を差し伸べたのは「異世界転生研究会」。
ただのオカルト部かと思いきや、彼らは苦しむ学生たちを救う活動家だった。
そこで春太はΩの蒼葉(あおば)に出逢う。
蒼葉は生誕祭のパートナーを得ることができなかった。
それがどういう意味を持つのか…春太は知ることになる。


※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。

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進学を直前に恋人・那治(α)に別れを告げられた春太(はるたか)(Ω)。その理由は、名家の子息が通うエリート校・帝城学園へ進学し、政治家である父親の跡を継ぐためでした。「政治家になって春太たちΩにとって生きていきやすい社会を作りたい」と語る那治に感銘を受けた春太は、自らも帝城学園に入り那治を支えることを胸に誓いますが、上流社会の縮図のような帝城学園の実情に圧倒されて……。

閉鎖的な空気が漂う全寮制男子校、美麗なタッチで描かれる豪奢な学園生活、複雑に入り組んだ人間関係――これはもう名作の予感しかないのでは……? 
シリーズものの第1巻という物語の序盤ゆえ、まだカップリングがはっきりしない状態ですが、別れた恋人を一途に思い続ける春太と、彼と距離を保とうとしつつも未練がにじむ那治、そして生徒を牛耳る社交クラブ「四逸」の一員で春太を気にかけている上級生・葵木(α)ら、魅力的なキャラクターたちがどんなドラマを繰り広げてくれるのか、期待に胸が高まります。また、セックスを武器にヒエラルキーを駆け上がろうとする春太のルームメイト・辻(Ω)や、「四逸」会長の立場を使って奔放な性生活を送る蓮宮(α)など、不穏な空気を纏う人物も。登場人物が多く設定も複雑ですが、それだけに世界観に入り込んだときの面白さは格別! 「完結してからまとめて…」なんて言わずに、1巻ずつがっつり読み込んでほしい作品です。

同時収録されている短編「お子様はα」では、前作『奥様はα』(ふゅーじょんぷろだくと)のカップル・隆臣と一昌の子どもが隆臣の母校である帝城の幼児教室に入る描写が……。本編のストーリーに関係してくるのか、こちらも楽しみです!

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匿名

ネタバレ 購入済み

どうなっちゃう?!

まさかはっきり葵木先輩の気持ちが聞けるとは…
そして、被害にあったΩの正体も…
そして、いよいよ春太の気持ちも固まり、一択性になるのか…
早く続き読みたい

#ドキドキハラハラ #カッコいい

1
2024年08月24日

匿名

ネタバレ 購入済み

遅くなったけれどもういいかな…

 今巻を読んでも主人公の思考回路がブツ切れで、色々見たと言っているけれど何かを得た厚みが言葉や表情に乗ってこない。あー、絵も一本調子。だから上滑りな発言に見えるのかも。軽薄にしか聞こえてこない。キャラ全て、そういう意味で表情に乏しい絵面。
 主人公のキャラがとにかく痛くて成長が無かった。直ぐに後先考えずに行動しようとして誰かに止められる、それの繰り返しだった。幼稚園児の方がまだマシでは?と思った。だったら何でここまで読んだんだ、って突っ込まれそう… うん、バカを見たな。

0
2025年02月13日

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