【感想・ネタバレ】気高き愚王と野卑なる賢王のレビュー

あらすじ

敵国・兎乃国に攻め入られ、ついに城陥落の日を迎えた壬乃国。その日、父王から引き継いで即位したばかりの壬乃国新王・秀瑛は人質として捕えられ、屈辱的な奴隷生活を強いられることに。そんな秀瑛を窮地から救い、王城の離れに住まわせたのは兎乃国の若き王・瑞龍だった。豪快な気性で外交手腕にも長けた瑞龍と過ごす日々。幼い頃から洗脳教育を施され兎人を野蛮な民と蔑んでいた秀瑛は、やがて秘せられていた真実を知り…。

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ネタバレ 購入済み

ハッピーエンドで一安心

短編でも良いので続きを読みたい。囚われた若き王、シュウエイ。落城寸前に急いで略式で戴冠式を終えて、前王ら王族は逃亡。こんな展開ある?普通、世継ぎを逃がすよね?腑に落ちない出だし。囚われたシュウエイに待っていたのは強制労働。憎悪の的にされ、暴行されるも、すんでのところで敵である王、瑞龍に助けられる。その後、王宮の離れで軟禁生活になる。瑞龍王は思いやりがあり、誠実で、気さくに話してくれる良い人。シュウエイは書物を自由に読めるようになると、「自分の国」について、これからの世界について考えられるようになる。
シュウエイの意識改革に紙面をさいていまして、恋愛に関してはゆっくりゆっくりです。瑞龍王は決して無体な真似はしないので、そういうのを期待している方には物足りないかもしれません。
私としては、とても良心的な楽しいお話でした。マヌルネコさんとシュウエイの交流がとても楽しかったです。

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2019年04月05日

購入済み

中華と和風のミックスストーリー

シリアスな展開、受けの不憫さ、攻めの意志の強さなど、野原先生のワールド炸裂でした。
糖度が少な目ですが、
気の強い受けからのお誘いなど見所もたくさんです。

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2019年12月31日

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