あらすじ
傷痕は二つ、鮮やかな玄人の手口――。鉄砲洲で遊び人らしき二人が殺された。下手人と思しき宗匠頭巾の男は、茶問屋が過って川で溺死した件でも目撃されていた。そんな折、風烈廻り与力青柳剣一郎は、凄腕の殺し屋に命を狙われる旗本次男の護衛を頼まれた。殺害を頼むほど恨まれた心当たりを問うが、次男は黙して語らず…。すると、探索を進める剣一郎に襲撃の刃が!
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Posted by ブクログ
わがまま一杯に、人の迷惑を考えずに狼藉の限りを尽くす、割る奴らが、次々と殺される事件が続いた。
初めは、寄った際の事故と片付けられていたのだが、
似た風貌の男が近くで、みられたことが後からわかる。
これは事故ではなく、狙った殺人事件だったのでは?
目撃者を探し証拠を見つけようと走る同心や手先だったが、何しろ町の鼻摘まみで、被害者が多く犯人を褒める人ばかり。
同心たちがほとほと構っていると、又しても青柳が、手がかりを見つける。
悪い奴らばかりを狙った殺人事件、実は。。。
奇想天外な真相、またしても引き込まれるような1冊。