あらすじ
息子を憧れの学校に入れるため必死なお受験ママの淳子、堅実な職業に就いてと娘の就活に口を出す明美、勘当同然で押し切った結婚を後悔する紫。十代で出会った三人は故郷を離れてから数十年、様々な悩みを語り合ってきた。就職、結婚、出産、嫁姑問題、子供の進路……。時にふと思う。私の人生、このまま終わるの? 誰かのために生きてきた女性の新たな出発を描く物語。
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Posted by ブクログ
垣屋さんの小説は面白い! その多くが現代を生きる女性達のリアルな姿、言動、価値観、生活、自分の周りの人との接し方が如実に表されているから。こちらの作品も読者によって感じ方は異なるでしょうが、個人的には読み進めるごとに身につまされる思いがしました。
田舎ならではの価値観や習慣、ものの考え方に辟易し、そこから抜け出したくて都会を目指し、そこで結婚して子育てに奮闘する女性達。理想と現実のギャップ、夫や夫の親族とのやり取りに心労を重ねる女性達、自分達と子供達の世代間や、個々の考え方や生き方のギャップ、隣の芝生は青く見える状態に陥りどうして自分だけがこんなしんどいのかと感じる女性達。全てが現実にあり得ることばかりで共感しどおしでした。
垣屋さんの作品は現代を生きる女性達のリアルな姿が描かれている分、反面教師的な学びも多いです。是非色々な世代の方々に読んで頂きたい作品です。
Posted by ブクログ
子供から、大人へ、そして、母になった3人の人生を描く。
子供はほんと、思いどおりにならないな…。
となりの芝生は青くみえるけれど、それでも色々と抱えているもので今の私の心にグサグサと刺さりまくるテーマでした。
淳子が息子2人に啖呵を切る場面は、すごく共感してしまった。