【感想・ネタバレ】伽羅の残香 風烈廻り与力・青柳剣一郎[39] 風烈廻り与力・青柳剣一郎のレビュー

あらすじ

伽羅に似た香りの鬢付け油が大人気の『錦屋』。その主・卯三郎は、何でも金の力で他人のものを奪い取ると評判だ。ある日、腹を真一文字に斬られた男の死体が見つかった。青柳剣一郎は、男が錦屋を探っていたと知り、卯三郎が本物の伽羅をつかっているのではと疑う。さらに、錦屋の用心棒が相次いで襲われ、大盗賊が伽羅を狙っていた話を耳にする。欲望渦巻く争いの行方は!?

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Posted by ブクログ

もう!!なんて素敵なお話なのでしょう。
伽羅の香りのする鬢付け油が大評判で、人気の錦屋。
その主人卯三郎は、人のものが欲しくてたまらなくなる性分だという。それ以外は、腰も低く穏やかで商人としても有能だと。

その錦屋を巡って二つの大名家が争う。
そこには。。。。

お家大事に身を捧げ、自ら死を選び青柳に切られる家臣。

欲張りだ、金に任せて、、、という評判がたっても、実は裏で相手の矜持を傷つけずに助ける卯三郎。

なんとも後味の爽やかな回に。

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2019年05月28日

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