あらすじ
お園は芋を剥き、鮎を捌く。あの人を思って――。夜道を襲われたお園を助けに現われた男が落とした紙片。そこには謎の食材が書かれていた。それが元夫・清次との思い出に符合すると気づいたお園は、矢も楯もたまらず旅に出る。食材に導かれるように、旅の途上で邂逅する清次とその父の過去。やがて意外な形で旅が終わり……。健気なお園の姿が胸を打つ江戸料理帖。
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Posted by ブクログ
果たしてこんなに、1つの料理だけで人の心が入れ替わるのか…と疑問に思ってしまうけど、満足に物を食べられることが出来なかった江戸時代、昔ならば、それほどの力を持つのか。当事者ではない私には分からないし、料理で心が変わった経験がないから分からない。予期していた最後だったけど、早く女将と吉さんが結ばれますように。