【感想・ネタバレ】なぜ京急は愛されるのか “らしさ”が光る運行、車輌、サービスのレビュー

あらすじ

鉄道ファンや沿線住民をはじめ、多くの人から愛される京急。
SNSなどでも、その「愛」を語るコメントが、ほかの鉄道会社に比べ目立っている。
人々を惹きつけるその個性、取り組みとは何か?
本書では、会社の歴史的“生い立ち”をはじめ、
車輌や運行など、独自の思想で鉄道事業を展開してきた数々の事例に触れながら、
京急の真髄に迫る。
■著者紹介
佐藤良介(さとうりょうすけ)
昭和26(1951)年、神奈川県横須賀市生まれ。以来、京急沿線で暮らす。
『京浜急行 電車と駅の物語』(吉川文夫共著/多摩川新聞社)、『京急の駅 今昔・昭和の面影』『京急の車両』『京急電車の運転と車両探見』(JTBキャンブックス)ほか、京急電鉄をテーマとした著書多数。

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Posted by ブクログ

折しも、つい2日前に踏切事故を起こしてしまった
京急ですがこんなにも京急は愛されていることを
知って欲しいです。

事故の遠因となった時速120kmの速度も、
京急の魅力の一つであって、復旧後もその魅力が
失せないことを祈ります。

その他にも京急の魅力は、複雑なダイヤ編成、
ステンレス車全盛の今であるのにも関わらず
赤いペイント車のこだわり、メロディ付き発車音など、
他の路線にはない特徴がたくさんあります。

これが愛される理由です。
京急の魅力が失われないことを祈ります。

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2019年09月06日

Posted by ブクログ

おそらく京急沿線に住んでない人には、京急の良さは分からないかもしれない。まず1番の違いはシートの良さがあげられる。本書では、鉄道ファン向けの本ということもあるので、より専門的な車両の性能や、運行の独自性工夫に目が向いているが、車内設備や冷暖房設定の快適さなど他社線と比べると一段と京急の良さが際立ってると思う。

筆者とは少し違う観点で、沿線の環境の良さも含め、京急愛の強い自分だが、本書を読み、鉄分が少し強化され毎日の通勤がまた少し楽しみが増えた。

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2018年09月30日

Posted by ブクログ

関東の一私鉄である京急がなぜ色々な意味で支持されているのかを歴史、車輌、運行ダイヤ、サービスなどの観点から探る1冊。京急に乗車中に読んでいました。普段から京急を利用しているとなんとも思わないというか、それが当たり前のことなのですが、こうやって文字情報としてインプットされると、新鮮に感じます。今年は、京急創立120周年のイベントが色々と開催されているので、これを機にもう一度見直してみようと思いました。

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2018年03月04日

Posted by ブクログ

ちょっと記載が雑多で。京急が好きな方には物足りなく、好きでない方には愛される理由が判らない、という本になってる気がします。

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2019年09月16日

Posted by ブクログ

<目次>
はじめに
第1章  人々を惹きつける京急らしさ
第2章  歴史に見る京急電鉄のこだわり
第3章  信頼をつかむ柔軟な運行
第4章  高性能車輛へのこだわり
第5章  サービスに見る粋な計らい
第6章  京急はこれからも愛され続けるのか

<内容>
交通新聞社新書だけあって、コアな内容。だいたいタイトルが「愛されるのか」。確かに2012年の事故の際にも、外部の人々の批判に対し、京急沿線の住民からは批判よりも励ましが多かったのことは、実感した次第なので、この本のタイトルに納得した。また、本を読むと京急のこだわりと差別化がよくわかり、他社よりも沿線住民から愛されるわけの一端を知った気がした。

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2018年02月25日

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