【感想・ネタバレ】人気海外ドラマの法則21 どうして毎晩見続けてしまうのか?のレビュー

あらすじ

ランキング上位の常連作、エミー賞・ピーボディ賞・全米脚本家組合賞受賞作……、世代や国境を越えてヒットし続けるコンテンツの作り方がついに明かされる! コンテンツ制作者はもちろん、海外ドラマファンも楽しめる裏話が盛りだくさん!

全米をはじめ世界中で愛され、長く続いている人気海外ドラマはいかにして生まれ、どのように「仕掛け」られてきたのか。本書では、22人のショーランナー(海外テレビドラマ制作におけるすべての決定権を持つ実質的なトップ)にロングインタビューを決行、心をゆさぶる名作TVドラマを細かなパーツに分けて分析し、ヒットするための21の法則を導き出しました。この法則に多くの名プロデューサーたちが、業界で活躍するための道のりが明かされたと、推薦コメントを寄せています。テレビ業界人、映像制作者にとってまさに待望の書と言えるでしょう。

朝がツライのがわかっていても毎晩観ずにいられない、寝ないで「イッキ見」してしまう!という海外ドラファンにとっても刺激的な、裏側がわかる1冊です。

【掲載作品】
『ホームランド』、『ウォーキング・デッド』、『THE KILLING ~闇に眠る美少女』、『LOST』、『ゴースト ~天国からのささやき』、『グッド・ワイフ 彼女の評決』、『ブレイキング・バッド』、『BONES -骨は語る-』『スキャンダル 託された秘密』、『Parenthood』、『TOUCH /タッチ』、『デクスター ~警察官は殺人鬼』、『ワンス・アポン・ア・タイム』、『リベンジ』、『リゾーリ&アイルズ』、『モダン・ファミリー』、『CSI:科学捜査班』、『ママと恋に落ちるまで』、『ロイヤル・ペインズ ~救命医ハンク~』、『Dr.HOUSE /ドクター・ハウス』…など、数シーズンに渡って制作されている、日本でも人気の作品の数々!

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Posted by ブクログ

タイトル通り海外テレビドラマという、コンテンツのヒットする要素、魅力、創作の秘密とは何か等を監督、脚本家、プロデューサーのインタビューを交えて描かれており、ネタバレも含むがヒットしているテレビドラマの具体例を挙げての解説は読みごたえがあった。どちらかというと国内ドラマを観ることが多かったが、海外ドラマにも興味が出てきた。

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2019年04月19日

Posted by ブクログ

タイトルにある「21の法則」については、驚くほどしょーもない。こんなの海外ドラマ好きなら誰でも書けそうだ。(笑)

でも、ショーランナー(=製作総指揮としてクレジットされる人、つまり海外ドラマをおもしろくするかどうかの鍵を握っている人)へのインタビューはめちゃくちゃおもしろかった。
これは、著者のインタビューが良かったからだと思う。

ということで、海外ドラマ好きにはおすすめです。
解説部分は生ぬるい目でスルーして、インタビュー集として読むと良いと思います。

残念だったのは、この本が出た後も、どんどんどんどん、海外ドラマはパワーアップし続けており、一体どこまで行くのじゃーと叫びたくなるくらいのクオリティで進化し続けていること。
ホームランドもマッドメンもワンスアポンアタイムもブレイキングバッドも、どのショーランナーのインタビューも全部とてもおもしろかったけど、やっぱりちょっと古い、すでに過去のもの、という気がした。これは本というメディアの宿命ですな!

YouTubeで、ゲーム・オブ・スローンズのショーランナー二人のインタビューを少しだけ見たことがあるけど、もっと彼らの話が聞きたいなぁ。
きっとどのショーランナーも、忙し過ぎてインタビューどころじゃないんだろうけれど、もっともっと話が聞きたいと思った。

しかし、TVで連続ものは嫌われる、ということを、この本を読んで初めて知った。私は1話完結ものより断然連続ドラマ派だったから、なるほど、そんな理由か、と思った。
今、何を見ようか迷うくらいなのは、時代の流れ(と、その流れに非常に敏感なショーランナーたちの高い能力)のおかげなのだなぁ、と非常に興味深かった。

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2021年04月13日

Posted by ブクログ

人気海外ドラマを例にした脚本術や業界内の簡単なスケジュール、日本でも視聴されているようなドラマの製作者へのインタビューなど内容も多く丁寧な解説がある。何回読んでも興味深い。ドラマの核心に触れる説明もあるので、ネタバレへの配慮がある。

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2016年12月24日

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