あらすじ
「一年一か国でプレー」をポリシーに代理人をたてず自ら契約&プレーしてきたプロサッカー選手・伊藤壇。これまで日本、シンガポール、オーストラ リア、ベトナム、香港、タイ、マレーシア、ブルネイ・ダルサラーム、モルディブ、マカオ、インド、ミャンマー、ネパール、カンボジア、フィリピン、モンゴ ル、ラオス、ブータンと18の国(と地域)で活躍してきた。本書では、伊藤壇の軌跡はもちろん、どのようにトライアウトを勝ち抜くのか、契約を手にするにはどうしたらいいのか、海外で成功する秘訣、これまでプレイした18の国(と地域)のクラブでの待遇など具体的に紹介。少年団からJリーガまで、すべてのサッカー選手の可能性を開く書であるとともに、サッカーに興味のない人にとっても自分を売り込む技術を教えられる一冊。
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Posted by ブクログ
サッカー選手の書いたビジネス書ないしはライフハック書、というイメージ。
自分を開く=自分自身をきちんとPRしていく、ための具体的な実践内容が展開されている。分かりやすくためになる、ので、そうしたことが苦手な人には良書かと。
Posted by ブクログ
アジア各国のリーグでサッカー選手としてプレイし続けている方の本。
私個人の感覚なのだけれど、アスリートとして現役で活躍し続けることはむつかしく、その活躍出来る期間は短いように思う。素晴らしいパフォーマンスを見せることが出来たとしても、それはひとときのこと。プロのアスリートとは、一時的を運動漬けで過ごし、その後の長く続く人生をどう歩むのか、なかなか難しい、リスクの高い職業であると思っていた。
けれども、著者は1976年生まれ。40を超えてもアジア10カ国以上の国で現役でプレイしている。
著者が鋼の精神を持つからなのか。
最初は、先のことを考えず、いましか見ないからそれが出来るのかと思った。けれど、本の中で彼は考え続けている。いま30年後の未来を予測することはできない。けれど、先の分からない不安なことを調べて、考えて、選択することが出来ると。
生きる力がある人だった。