【感想・ネタバレ】京急電車の運転と車両探見のレビュー

あらすじ

2013年秋の、京急蒲田駅高架立体改良工事完成にともない、羽田空港へアクセスする列車が大幅に増発された。羽田空港への大量輸送を、中心にダイヤ改正が行われ、その改正後の最新の各路線の運転状況を、早朝から深夜に至る時間帯別に路線ごとに、運転状況の写真と解説文で、リアルにたどる。また、後半では、現在所属する全形式600・800・1000・1500・2000・2100形を、写真、形式図、編成図。車歴表などを盛り込んで、詳細に解説している。
※この電子書籍は2014年3月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります

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Posted by ブクログ

 JTBパブリッシングのキャンブックスの一冊。
 京急線の,運行,車両等に関する写真及びデータが細かく載っています。

 カラーページには,京急車両,それから,路線,ホーム,駅舎なども含め,京急線の写真がたくさんあります。
 写真そのものも,季節感のあるもの,架線,レールなど構造物がしっかり写っているものなど,バラエティに富んでいます。

 個人的に,一番凄いなと思ったのが,様々なデータ。
 車両編成表は平成26(2014)年1月16日現在とのことですが,その時点でのすべての車両の編成と車番が載っています。
 それから,早朝,ラッシュ時,日中パターンダイヤの特徴なども。
 限られた路線に,ものすごく緻密にダイヤが組まれているのがわかります。

 2014年の本なので,この当時は走っていたけれど引退した車両(2000形,800形)も。
 この頃は現役で走っていたのですね。2000も800もフォルムがすごく速そうで印象的です。
 最新ではありませんが,京急に根強くある車両へのこだわりが随所にうかがえます。

 この本のあと,新1000形では,15次車以降も出てきています。
 最近発表されたイベント時はクロスシート,通勤時はロングシートに対応できる車両が京急で初めて発表されました。新1000形ファミリーがますます充実しています。

 何回でも,繰り返し読みたい本です。
 いや,読むというよりは,辞書的に,車両データを確かめたい人向けのような気がします。

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2021年01月30日

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