【感想・ネタバレ】銀河英雄伝説外伝4 螺旋迷宮のレビュー

あらすじ

“エル・ファシルの英雄”となったヤンの次なる任務は、名将ブルース・アッシュビー提督謀殺説の真偽を調査することだった。入り組んだ迷宮を抜けた先にあらわれる真相は……。若きヤンの活躍を描く外伝四弾。

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何度読み返しても面白い

謎解きは全部解けることもなく、謎のまま。
歴史って、こんな感じで解明されていくって言う時の流れが面白い。

0
2021年01月23日

ネタバレ 購入済み

真実の形とは

ヤンの最も長い在任期間である少佐時の話。キャゼルヌから依頼を受けて過去の英雄ブルース・アッシュビーが第2次ティアマット大戦で戦死したのは謀殺されたという怪文の真相を調べ始めます。730年マフィアと呼ばれるアッシュビーの盟友たちの中の唯一の生き残りであるアルフレッド・ローザスを訪ねますが真相については語ってもらえません。やがてヤンは別命で捕虜収容所の参事官として惑星エコニアを訪れます。そこで出会う帝国軍捕虜のケーフェンヒラー大佐からの話で調べていた謀殺の事件に繋がっていくのですが・・・。また、この惑星で後のヤン艦隊にとって必要になるパトリチェフとムラタとも出会うことになります、どこで繋がるかわかりませんね。
本書のなかでキャゼルヌが言った言葉「戦争をする奴の真実。戦争をさせる奴の真実。戦争をさせられる奴の真実。ひとつひとつ、みなちがうさ。」が今回胸に響いた言葉です。真実の形は立場によって見え方は一つではないのだと改めて認識させられます。外伝では本編以上にヤン個人の活躍が描かれていてとても楽しめました。

1
2015年08月10日

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簡にして要をえているな

やっとヤン・ウェンリーが主人公の外伝、意図してか、偶然か。いずれにしても待ちわびた。
キャゼルヌ、アッテンボロー、ジェシカ、パトリチェフ、ムライの出番が多く、さらにユリアンが出てこない、というちょっと異色の内容だが、話の大筋が異色なだけに丁度良い。
過去と現在が交互に表現される手法も新鮮で一読ではわかりづらいが、題名通り迷路を解くように何度も読み返したい作品。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ #じれったい

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2024年10月26日

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