【感想・ネタバレ】花森安治選集 第3巻 ぼくらは二度とだまされないのレビュー

あらすじ

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激動の戦後において、卓越した審美眼とペンの力で庶民の暮らしを守り続けた『暮しの手帖』初代編集長・花森安治。
この選集は、花森の遺した珠玉の著作をまとめたものです。
第3巻には、日本が経済大国へと急成長を遂げる1960年から、花森没年となる1978年までの激動の昭和を鋭く見つめた作品を収録。
政治、経済、戦争、公害に対する叫びは、現代に通じるメッセージです。

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Posted by ブクログ

『花森安治選集3』に収録、ずうっと読みたいと思っていてやっと読むことができた詩。26頁にわたる散文詩だった。題名は、いわゆる『赤紙』の郵送料から来ているのだが、どこをとっても現在の状況に密着した問題意識で抜群の感受性と洞察力・表現力に感嘆。繰り返し〈庶民〉という言葉が使われそれを愛好する波風氏は心強く思う。先頭「ぼくら せいぜい一銭五厘だった」、文末「ぼくら こんどは後へひかない」。

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2021年12月31日

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