【感想・ネタバレ】紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまでのレビュー

あらすじ

紳士靴の買い方がわからない人から、こだわり派の上級者まで、すべての男性が「足」と「靴」についての知識が深められる一冊。靴の基本構造から、サイズの見方、服との合わせ方、TPOに合わせた靴の履き方、寿命を延ばすお手入れの方法まで、イラストを多用して詳しく解説する。構造のちょっとした違いは履き心地を大きく左右し、素材の違いで見栄えも変わる。靴を見る目が養える情報が満載。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

紳士靴について、単なるブランドや種類の紹介ではなくて、その思想や仕様の基礎から紹介した本。とても勉強になります。
また読もかな。

・この本の主軸 
 ・健康に留意してはく=靴を買う前に留意しておきたい知識
 ・品位を守ってはく=靴を買う時に活用したい知識
 ・大切に扱ってはく=靴を買った後に役立たせたい知識
・足の構造
 足にはドーム構造があり、3点で体重を支えるようになっている。
①親指付け根から踵にかかる土ふまず。
②親指付け根から小指の付け根にかかるもの。
③小指の付け根から踵にかかるアーチ。
・足の動き
 かかとから着地し、体重を足の外側に移動
 体重を足の外から内に移動
 最後に親指が地面を押さえつけて、体重を支えた上で地面をけり上げる→靴は本来この動きの活性化に貢献するもの。
・足の形状 最先端が第二指→ギリシャ型 最先端は親指→エジプト型
・靴でチェックすべき部位①爪先②甲周り③土ふまず④トップライン⑤踵周り
①指が靴にぶつからないこと。左右は親指と小指が圧迫を受けていないこと。②足と指の動きの支点となるので、ぴったり一致すること③インソールとアッパーでそっと支えられたうえで足に軽く触れている程度。④ぴったりあうか⑤大き過ぎるとぶかぶかになるので、そうならないよう。
・外羽根式 羽根が全開するので着脱スムーズ、フィット感調節容易。一日歩く時など活動的な場に向いている
・内羽根式 見た目の清楚さ、冠婚葬祭に向く
・クオーターブローグ 爪先にメダリオンはない
・セミブロ‐グ 爪先にメダリオンが付く。
・シューレースは都度結びなおす。1日のうちでもサイズは変わる。
・基本のお手入れ
①馬毛ブラシで誇りを落とす。コットンなどでクリーナーで汚れを落とす。
②乳化剤クリームで栄養補給。豚毛ブラシでブラッシング。Tシャツなどで渇き拭き
③油性ワックスでピカピカに。
・靴を揃える順番
①黒牛革 外羽根プレーントウ
②黒牛革 内羽根キャップトゥ
③茶牛革 フルブローグ セミブローグ

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2012年05月12日

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