【感想・ネタバレ】職場を上手にモチベートする科学的方法 無理なくやる気を引き出せる26のスキルのレビュー

あらすじ

科学的根拠(エビデンス)が導く!
【会社はどんより、激務でも】
まず、自分のチームから「明るく高業績に」変えていこう

「どんな気持ちで働くか」で仕事のパフォーマンスは変わってくる。せめて自分のチームだけは前向きに働いて、成果をあげませんか?

世界中で行われた経営学、心理学、経済学等の研究成果をもとに、グロービス経営大学院の教授陣が協力して書いたチーム・ウェルビーイングの教科書。「チームリーダーにできるちょっとしたのコツ」をまとめた一冊。

●自然に協力できる
●メンタルが強くなる
●心理的安全性を作れる
●希望を持てる
●会話が増える
●離職が減る

「どんな気持ちで働くか」で仕事のパフォーマンスが変わってくるというのは、実感をもつ人も多いかもしれません。実際、心と体の状態が、その人のパフォーマンスに大きな影響を与えているということを証明する科学的根拠(エビデンス)は数多くあります。

同じことはチームのパフォーマンスについても言える、というのが近年多くの研究によって明らかになっています。個人の「ウェルビーイング」はその人に好影響を与えますが、「チームのウェルビーイング」についてもパフォーマンスにポジティブな影響を与えるのです。

では、チームのウェルビーイングを好転させるにはどうするか、が本書のテーマです。

人口減少やAIの台頭などビジネスをめぐる環境は厳しく、大きく変わってきて、仕事の量、新しく学ばなければならないことは増える一方です。働き方改革の掛け声に反して、多くの組織で人手不足や業務量の増大の結果、どんよりした雰囲気、激務が蔓延しています。

たとえ所属する組織全体がそんな厳しい状況だとしても、「自分のチームだけは前向きに明るく働ける」としたら、どうでしょう?

本書では「仕事の意味についてちょっとした対話をする」「ほめ方を工夫する」「強みをもとに発想する」といった、多くの権限や予算をもたないチームリーダーが取り組めるアクションを数多く紹介しています。

もちろん、間違った戦略、あまりに過酷な現場環境で持続的なチーム・ウェルビーイングは実現できません。それでも「どんより辛そうな隣のチームよりも、自分のチームは明るく少しは成果があげられる」としたら、やってみる価値はあると思いませんか?

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Posted by ブクログ

たぶん、ウェルビーイングと名のつく本は初めて手に取りました。今まで学んだことを思い返して、自分の理解を深めたり、シャープにしたりするほか、今まで疑問に思ったことも解決やヒントを得られました(例.雑談の最適な時間は?適切な睡眠時間は?休暇中に仕事のことは考えない方が良い?等)。はるか昔に学んだXY理論や衛生理論なんかも思い出すことができて良かったです。
科学的なことを知りたい!というより、今すぐ実践できることを知りたい!というビジネスパーソンに非常に良いと思います。

あとは…観察するって大事ですよね…。

0
2025年11月18日

Posted by ブクログ

高いパフォーマンスのチームを作るには

チームの温度を上げる ことが大前提
チームの温度を上げるとはメンバーの主観的幸福感、ワークエンゲージメントを高くする → メンバーのウェルビーイングを徹底する

役に立ってる ことを実感させる
必要とされてる、感謝されてる ことを〃

現状は良くも悪くもすべては変えられる 柔軟であることを理解させる

陰で褒める

0
2025年09月18日

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