【感想・ネタバレ】大江戸開府四百年事情のレビュー

あらすじ

265年間――日本史上最長の単一政権を誇る江戸時代に、いかに庶民は暮らしたのか。なぜ江戸は当時の世界最大規模の都市でありえたのか。知られざる豊かな生活と文化、簡潔なる役人組織を、著者が収集した膨大な資料と図版から解説する。開府から400年たった現代だからこそ、江戸に学ぶべきことがある。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

江戸期が、なぜにあれほど長きにわたって存在したのか。
なるほど・ザ・江戸暮らし解き明かしですが、、、

この作者の、これでもか~これでもか~の「被害者意識」には少々食傷気味。
「江戸期は封建的である!」
「江戸期はヨロシクない!」
…なる考えに世間はまみれている!マイガッ!
ということが大前提で論を展開しているので、
いちいち「これでも封建的なのかっ」
何度も何度も「ヨロシクないのかっ」てなノリの、感情的ともいえるほどのダメ押し連発。
まー、しまいにはそうした部分をスッとばして読むテクを身につけましたが。

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2010年10月27日

Posted by ブクログ

江戸を愛してやまない石川のおじさんがお話しをしてくれた。 当時の「絵」もたくさん掲載し、絵画から庶民の日常が垣間見えるのを教えてくれた。 江戸幕府は265年も続いた、平和な世の中が265年も続くなんて世界どこを見回したってそうありはしないんだぞ・・・と教えてくれた。 江戸好きな方はぜひいちどお読みいただき、 旨いものでもつつきながら、 石川のおじさんと(本を通じて)対話をされると楽しいと思います。 (エスエフではないんですが、石川英輔シリーズってことで、ここに分類)

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2011年09月03日

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