【感想・ネタバレ】僕が批評家になったわけのレビュー

あらすじ

批評に背を向けても,私たちは生きられる.だが,もし批評がこの世に存在しなかったら,私たちの思考は,いまよりもっと貧しいものになっていただろう.学問とも哲学とも異なる,「自分で考えること」を手放さない批評――その営みが世界と切り結ぶ思考の原風景から,批評が私たちの生にもつ意味と可能性を明らかにする.

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Posted by ブクログ

批評と哲学はどう違うのか、批評と学問はどう違うのか、私たちが今生きているこの場所に立脚して、学問的にも哲学的にも羽ばたくことなく、地を這うような営為として「批評」は存在しているのかなと感じた。
「思考する」ということへの意欲がみなぎる一冊。

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2021年10月27日

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