あらすじ
地上より一掃された数百万のミュータント人口。
この大異変は世界に何をもたらすのか?
「ハウス・オブ・M」事件により、
一夜にして、数百万のミュータントが地上から消え去った。
全世界を揺るがせていたミュータント問題が、
瞬く間に解決したのだ。
しかし、これが解決と言えるのだろうか。
ミュータントは、ただ単に消え去っただけなのか……。
話題作『X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M』の後日談となる「コレクティブ」編に加え、スパイダーウーマンの謎の行動の真相に迫る「シークレッツ&ライズ」完結編も収録。
人気アーティスト、フランク・チョウのゲスト参加も嬉しい人気シリーズ第3弾!
収録タイトル:NEW AVENGERS #14-#20
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
オンスロート→ヒーローズリボーン→アベンジャーズ解散(未約)→ハウスオブMと続くマーベルユニバースクロスオーバーから受けた「アベンジャーズ」の再結成までを描く章。
この本は第3作目で最終章。
番号振ってないから2作目を飛ばしてしまいました。
今マーベルはこの為にアイアンマン、マイティソー、ハルク、キャプテンアメリカとリバイバル含めて後悔しています。
チームにはウルヴァリンやファンタスティックフォーやビーストも登場するのでほぼほぼオールスターな漫画。
マジンガーとゲッターロボとデビルマンが総出で何年も長編を書いているようなモノ。
だからパワーが凄まじい。
それぞれが単行本の主人公だけに魅せる魅せる。
リーダーはキャプテンアメリカです。
斜に構えた参謀がアイアンマン
無口な力持ちがマイティソー
血の気の多い特攻隊長はウルヴァリン。
茶化すスパイダーマン。
ハンクピム&ビースト&リードリチャーズ等が事象を調査し策を講じる。
男だけでなく女も闘う。
ひとつの号令のもとに
「アベンジャーズ、アッセンブル!!」
今回の騒動からハウスオブMとの意外な因縁。
そして黒幕も・・・
しかしアベンジャーズと共にやっかいな彼も復活ですよ。
Posted by ブクログ
繊細から大胆までいいペンシラーの揃い踏み。アルファ・フライトが不憫すぎるけど、表題作は確かに大迫力。話の前後がわかりにくくはあるなあ。
Posted by ブクログ
前巻『セントリー』収録の「シークレッツ&ライズ」の続きと、『ハウス・オブ・M』後の結末を描く「コレクティブ」が収録されたニューアベンジャーズシリーズ第3弾。
前者はスパイダーウーマンの告白や、世間への公表を行う姿を旧メンバーで現メンバーではないMs.マーベルの視点を使いながら描写したりと、女性陣の目立つ話である。と、書いた所で、後者においてもマリア・ヒルを筆頭に多くの女性が活躍していることに気がつく。もしかしたら、00年代後半の作品として意図的にやっているのかもしれない。昔から女性キャラは多くいたものの、少し位置づけは変わっていくのだろうか。なお、Ms.マーベルに関してばハウス・オブ・Mでの改変世界の記憶が影響を与えていることも興味深い。
本作の面白い所は、ヴィランとの戦い以上に、前者では世間への公表の仕方、後者ではマリア・ヒルとのお互い信頼出来ない関係性といった一筋縄ではいかない問題を抱える点だと思う。単純な戦いの裏でそういった問題に対処していく姿は物語を面白くしていく。しかし、その分どうも「メンバーのヒーローとしての活躍」を描くのはあまりうまくない印象。せっかく分けているのに活躍があまり顕著でないメンバーがいるのは惜しい。
なお、「コレクティブ」の絵の描き方は非常に色々なエフェクトが派手でこの展開に非常に合っていた印象。